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国会審議›第61回国会›閣法第10号
閣法第61回国会 第10号成立修正あり

国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案

昭和44年法律第22号 国有鉄道運賃法の一部を改正する法律
提出昭和44年2月7日 内閣
付託衆議院 運輸委員会
参議院 運輸委員会
参議院 運輸委員会公聴会
成立
昭和44年法律第22号
審議会議 24回・発言 3,432(政府答弁等 1,463)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院運輸委員会・運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会・運輸委員会大蔵委員会連合審査会

  1. S44.2.18趣旨説明・質疑本会議 647
  2. S44.2.19趣旨説明運輸委員会 370
  3. S44.3.4質疑運輸委員会 840
  4. S44.3.7質疑運輸委員会 1053
  5. S44.3.11質疑運輸委員会 1159
  6. S44.3.14参考人招致・質疑運輸委員会 13132
  7. S44.3.18質疑・派遣委員報告書運輸委員会 14152
  8. S44.3.20質疑運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 1169
  9. S44.3.20質疑運輸委員会大蔵委員会連合審査会 1164
  10. S44.3.25質疑・採決(修正)運輸委員会 1659
  11. S44.3.28委員長報告・修正案・質疑・討論・採決(修正)本会議 1937

参議院運輸委員会・運輸委員会公聴会・運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会

  1. S44.4.7趣旨説明・質疑本会議 1557
  2. S44.4.8趣旨説明・質疑運輸委員会 1160
  3. S44.4.10質疑運輸委員会 12157
  4. S44.4.15質疑運輸委員会 13242
  5. S44.4.17質疑運輸委員会 14199
  6. S44.4.18公聴会運輸委員会公聴会 147
  7. S44.4.22質疑運輸委員会 15307
  8. S44.4.23質疑運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 176
  9. S44.4.24質疑運輸委員会 16327
  10. S44.5.6質疑運輸委員会 17259
  11. S44.5.7質疑運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、産業公害及び交通対策特別委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 2357
  12. S44.5.8質疑・討論・採決・附帯決議運輸委員会 18461
  13. S44.5.9委員長報告・討論・採決本会議 2250
  14. S44.5.23附帯決議本会議 2513

提案理由

原田憲 運輸大臣 昭和44年2月18日

まず、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。

 日本国有鉄道は、近年におけるわが国経済の急速な発展に伴って増大する輸送需要に対処するため、第一次及び第二次五カ年計画に引き続き、昭和四十年度を初年度とする第三次長期計画を策定し、大都市通勤輸送の改善、幹線輸送力の増強、保安対策の強化等のために必要な工事を進めてまいりました。その結果、前期工事の進捗を見た昭和四十三年十月を期し、画期的な輸送改善を実施いたしましたが、今後もさらにこれを推進し、国民経済及び国民生活における要請にこたえることとしております。

 一方、国鉄財政の現状は、昭和三十九年度以来大幅な欠損を続け、昭和四十三年度におきましては、同年四月一日から定期旅客運賃の改定を行なったにもかかわらず、なお一千四百億円に及ぶ膨大な欠損が見込まれ、このまま推移すれば、一両年度中には償却前赤字を生じ、自後、赤字は加速度的に増加し、遠からず破局的な状態に立ち至るものと憂慮されるのであります。

 このような状況にかんがみ、政府といたしましては、各界の学識経験者からなる国鉄財政再建推進会議を開催し、抜本的な国鉄財政再建の諸施策について鋭意検討を進めてまいりましたが、昭和四十三年十一月一日、同会議から、「国鉄みずからの徹底的な経営の能率化、合理化、国及び地方公共団体の財政援助と並んで運賃改定を行なう必要がある。」とする意見書が提出されたのであります。

 政府といたしましては、同意見書の趣旨にのっとり、国鉄の能率化及び国の財政措置に関し、日本国有鉄道財政再建促進特別措置法案を本法律案とあわせて提案いたしており、また、昭和四十四年度予算案におきましても、この点につき十分の配慮を行なっております。

 これらの諸点にかんがみ、国鉄財政の再建をはかるためには、この際国民各位の十分なる御理解と御協力を得て、必要最小限度の運賃改定を行なうこともまことにやむを得ないものと決意いたした次第であります。

 この法律案の提案にあたりましては、運輸審議会の答申を尊重したのはもとよりでございますが、運賃改定の国民生活に与える影響も十分考慮いたしました。

 次に、運賃改定の具体的内容について申し上げます。

 まず、鉄道の普通旅客運賃の賃率につきましては、現行では、営業キロ一キロメートルごとに、四百キロメートルまでの部分については三円六十五銭、四百キロメートルをこえる部分については一円八十銭となっておりますが、これをおおむね一五%引き上げるとともに、遠距離逓減制を一部是正いたしまして、五百キロメートルまでの部分については四円二十銭、五百キロメートルをこえる部分については二円五銭に改定することといたしました。なお、鉄道の普通旅客運賃は、この賃率によって営業キロの区間別に定めることとし、この営業キロの区間を定める場合には運輸大臣の認可を要することといたしました。

 第二に、航路の普通旅客運賃につきましては、近傍または類似の民営航路の運賃等を勘案して改定することといたしました。

 第三に、旅客運賃の等級につきましては、現在二等級制になっておりますが、最近における一等車と二等車との設備格差の縮小、旅客の利用の実態等を勘案し、ひいては業務の能率化に資することともなりますので、この際等級を廃止することといたしました。これに伴いまして、従来の一等車を利用する場合には特別車両料金を要することとし、この料金につきましては運輸大臣の認可を要することといたしました。

 以上がこの法律案の趣旨でございます。

第61回国会衆議院会議録第6号1頁(昭和44年2月18日)〔原田憲運輸大臣発言・発言番号5〕 会議録 国会会議録検索システム

立法資料のある条文

この法律案の審議で取り上げられた条(政府答弁の件数順)

附帯決議

参議院 運輸委員会昭和44年5月8日

まず、案文を朗読いたします。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=106101010)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。