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国会審議›第68回国会›閣法第30号
閣法第68回国会 第30号成立修正あり

中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案

昭和47年法律第109号 中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律
提出昭和47年2月10日 内閣
付託参議院 農林水産委員会
衆議院 農林水産委員会
成立
昭和47年法律第109号
審議会議 12回・発言 1,168(政府答弁等 519)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院農林水産委員会

  1. S47.3.16趣旨説明・補足説明農林水産委員会 336
  2. S47.4.18質疑農林水産委員会 10146
  3. S47.4.19質疑農林水産委員会 11188
  4. S47.4.20質疑農林水産委員会 12104
  5. S47.4.25修正案趣旨説明・修正案・附帯決議・採決(修正)農林水産委員会 1343
  6. S47.4.25委員長報告・修正案・採決(修正)・附帯決議本会議 2461

参議院農林水産委員会

  1. S47.4.27議案(衆議院修正部分)農林水産委員会 1080
  2. S47.5.16趣旨説明・補足説明農林水産委員会 1478
  3. S47.5.23質疑農林水産委員会 15205
  4. S47.5.25質疑農林水産委員会 16230
  5. S47.6.1質疑農林水産委員会 1879
  6. S47.6.8採決・附帯決議農林水産委員会 19157
  7. S47.6.9委員長報告・採決・趣旨説明本会議 2037
  8. S47.6.16附帯決議本会議 1

提案理由

赤城宗徳 農林大臣 昭和47年3月16日

 次に、中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。

 わが国漁業の生産量は年々増加し、国民の動物性たん白質食料の重要な供給源として、国民経済上きわめて重要な役割りを果たしておりますが、中でも中小漁業は、国民の生活水準の上昇に伴い需要が増大している中高級魚及び多獲性魚の供給上主要な地位を占めております。

 しかしながら、近年、わが国の中小漁業は、経営規模の拡大、資本装備の高度化等その合理化につとめておりますものの、これを取り巻く環境は水産資源の制約、労働力の不足、国際規制の強化等一段ときびしさを加えつつあります。政府といたしましては、中小漁業のわが国漁業に占める重要性にかんがみ、かねてからその振興をはかるため、中小漁業振興特別措置法に基づき金融及び税制上の特別措置を講じてまいりましたが、わが国の中小漁業をめぐるこのような情勢に対処してさらにその経営を安定させていくためには、特定の業種につき構造改善を進めることが緊要であります。

 このような見地に立ちまして、最近における漁業事情等の推移に即応して振興措置の対象とする中小漁業者の範囲を拡大するとともに、中小漁業の構造改善に関する所要の規定等を加え、中小漁業の振興をさらに計画的かつ総合的に講ずるため、この法律案を提出いたした次第であります。

 次にこの法律案の主要な内容につきまして御説明申し上げます。

 第一は、振興措置の対象となる中小漁業者の定義につきまして、その使用する漁船の合計総トン数を二千トンから三千トンに引き上げ、その範囲を拡大することとしております。

 第二は、指定業種のうちその経営を安定させるため緊急に構造改善をはかることが必要な業種を特定業種として指定し、当該業種について中小漁業構造改善計画の認定制度を設けることとしております。

 第三は、この認定を受けた計画に従って構造改善事業を実施する中小漁業者に対し、農林漁業金融公庫からの必要な資金の貸し付け及び税制上の特別措置を講ずることとしております。

 その他構造改善計画の実施状況を把握するための報告の徴収等について所要の規定を設けることとしております。

 以上がこの法律案の提案の理由及び主要な内容であります。

 何とぞ、慎重に御審議の上、すみやかに御可決いただきますようお願い申し上げます。

第68回国会衆議院農林水産委員会議録第3号4頁(昭和47年3月16日)〔赤城宗徳農林大臣発言・発言番号2〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

衆議院 農林水産委員会昭和47年4月25日

まず、案文を朗読いたします。漁港法の一部を改正する法律案、中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案及び漁業協同組合整備促進法を廃止する等の法律案に対する附帯決議(案)わが国漁業をとりまく環境は、内外ともに一段と厳しさの度を加えている反面、国民の水産物に対する需要は、高度化、多様化しつつ増大する等最近における諸事情の推移にかんがみ、政府は、特に左記事項の実現に留意しつつ、各般にわたる漁業施策を強力に推進し、水産業の振興と国民に対するたん白食料の安定的な供給の確保を図るべきである。記

一漁船の大型化等の諸事情の進展に即応するようすみやかに、現行漁港整備計画を拡大改訂し、いわゆる第五次漁港整備計画を策定すること。

二第三種漁港(北海道以外の地域のもの)については、その整備事業の円滑な実施を図るため、事業実施に要する費用に対する国の負担割合の是正に努めること。

三中小漁業の振興を図るため、特定業種に係る振興計画の策定及び構造改善計画の認定にあたっては、関係業界の自主的な構造改善の促進に資することとなるよう十分配慮するとともに、農林漁業金融公庫の中小漁業経営改善資金の融資枠の拡大、融資条件の改善等に努めること。

四中小漁業における労働関係の近代化に資するため、労働条件の改善及び労働環境の整備等を図ること。

五水産業協同組合の健全な発展を期するため、漁業協同組合の合併の促進等によりその経営基盤の拡充強化を図ること。

参議院 農林水産委員会昭和47年6月8日

〔速記中止〕

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=106801030)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。