法人税法の一部を改正する法律案
参議院 大蔵委員会
昭和59年法律第4号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院大蔵委員会
- S59.2.24趣旨説明・質疑本会議 725
- S59.3.23趣旨説明・質疑大蔵委員会 7339
- S59.3.26質疑大蔵委員会 8171
- S59.3.27参考人招致・質疑大蔵委員会 9137
- S59.3.28質疑・討論・附帯決議・採決大蔵委員会 10111
- S59.3.29委員長報告・討論・採決・附帯決議本会議 1246
参議院大蔵委員会
- S59.3.9趣旨説明・質疑本会議 727
- S59.3.27趣旨説明・質疑大蔵委員会 541
- S59.3.29質疑大蔵委員会 7241
- S59.3.30質疑大蔵委員会 8205
- S59.3.31質疑・修正案趣旨説明・討論・採決・附帯決議・修正案大蔵委員会 9285
- S59.3.31附帯決議・委員長報告・討論・採決本会議 1036
提案理由
竹下登 大蔵大臣 昭和59年2月24日まず、法人税法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。
法人税につきましては、現下の財政事情等に顧み、延納制度を廃止するほか、課税の公平を一層推進する等のため、所要の措置を講ずることといたしております。
第101回国会衆議院会議録第7号1頁(昭和59年2月24日)〔竹下登大蔵大臣発言・発言番号5〕 会議録 国会会議録検索システム
立法資料のある条文
この法律案の審議で取り上げられた条(政府答弁の件数順)附帯決議
御案内のとおり、三法律案につきましては慎重に審議を進めてまいりましたが、これらの審議の中で委員から、さまざまな問題について議論が展開されました。この附帯決議案は、これらの議論等を踏まえ、今後政府において検討あるいは配慮を要する事項を取りまとめたものであります。なお、個々の事項の趣旨につきましては、案文で尽きておりますので、案文の朗読により、趣旨の説明にかえさせていただきます。政府は、次の事項について所要の措置を講ずべきである。
一今後の所得税負担のあり方については、国民の理解と信頼を確保するため、一層公平のために努力し、社会経済情勢の変化に対応し、適宜見直しを行うこと。
一退職給与引当金、貸倒引当金等については、繰入率について引き続き検討し、実態に応じその見直しを行うこと。なお、退職給与の保全措置についても、検討を進めること。
一各種の租税特別措置については、その整理合理化に更に努力すること。
一利子・配当所得等については、郵便貯金を含め、本人確認、名寄せの厳正な方途の確立を図り、その適正・公平な課税のあり方につき、早急に結論が得られるよう検討を進めること。
一高齢化社会をはじめとする今後の社会の変化に対応するあるべき税体系の検討を進めること。
一税務執行の公平を確保するようなお、特段の努力をすること。
一納税環境の整備に関する諸施策の導入に際しては、申告納税制度の趣旨に則り、かつ、これ迄の経緯や納税者の実態に十分配意し、中小所得者の過大な負担とならないよう円滑な運営を図ること。
一記帳及び記録保存制度等に関しては、その内容、方式等について納税者に過大な負担となることがないよう十分留意するとともに、適正な運用に努めること。
一変動する納税環境、財政再建の緊急性にかんがみ、複雑困難で、かつ、高度の専門的知識を要する職務に従事している国税職員について、職員の年齢構成の特殊性等従来の経緯及び今後の財源確保の緊急性かつ重要性並びに税務執行面における負担の公平確保の見地から、今後とも処遇の改善、中長期的見通しに基づく定員の増加等につき格段の努力をすること。
政府は、次の事項について、所要の措置を講ずべきである。
一今後の所得税負担のあり方については、所得税の租税体系の基幹税としての地位にかんがみ、国民の理解と信頼が得られるよう一層の公平確保に努力し、社会経済情勢の変化に対応して適宜見直しを行うこと。
二利子・配当所得等については、郵便貯金を含め、本人確認、名寄せの厳正な方途の確立を図り、その適正・公平な課税のあり方につき、早急に結論が得られるよう検討を進めること。
三退職給与引当金、貸倒引当金等については、その繰入率を引き続き実態に応じて検討すること。なお、退職給与の保全措置についても、検討を進めること。
四準備金、特別償却等各種の租税特別措置については、さらにその整理合理化に努力すること。
五高齢化社会をはじめとする今後の社会の変化に対応するあるべき税体系の検討を進めること。
六税務執行の一層の公平を確保するとともに、納税者の実態に十分配意しつつ、執行にあたっては今後とも適正な運営を図るよう、特段の努力をすること。
七納税環境の整備に関する諸施策の導入に際しては、申告納税制度の趣旨に則り、かつ、これまでの経緯や納税者の実態に十分配慮し、小規模事業者に過大な負担とならないよう円滑な運営を図ること。
八記帳・記録保存制度及び確定申告苦に添付する書面制度等に関しては、その内容、方式等について納税者に過大な負担となることがないよう十分留意するとともに、適正な運用に努めること。
九変動する納税環境、財政再建の緊急性にかんがみ、複雑困難で、かつ、高度の専門的知識を要する職務に従事している国税職員について、職員の年齢構成の特殊性等従来の経緯及び今後の財源確保の緊急性かつ重要性並びに税務執行面における負担の公平確保の見地から、今後とも処適の改善、中長期的見通しに基づく定員の増加等につき特段の努力をすること。
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=110101009)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。