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国会審議›第114回国会›閣法第30号
閣法第114回国会 第30号成立

地方交付税法等の一部を改正する法律案

平成元年法律第30号 地方交付税法等の一部を改正する法律
提出平成元年2月28日 内閣
付託衆議院 地方行政委員会
参議院 地方行政委員会
成立
平成元年法律第30号
審議会議 9回・発言 1,259(政府答弁等 577)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院地方行政委員会

  1. H1.6.9趣旨説明・質疑本会議 2057
  2. H1.6.14趣旨説明・質疑地方行政委員会 7303
  3. H1.6.15質疑地方行政委員会 8213
  4. H1.6.16質疑・討論・採決・附帯決議地方行政委員会 986
  5. H1.6.16委員長報告・討論・採決・附帯決議本会議 2268

参議院地方行政委員会

  1. H1.6.19趣旨説明・質疑本会議 1584
  2. H1.6.20趣旨説明・質疑地方行政委員会 5338
  3. H1.6.21質疑・討論・附帯決議・採決地方行政委員会 6257
  4. H1.6.22附帯決議・採決・委員長報告本会議 1783

提案理由

坂野重信 自治大臣・国家公安委員長 平成元年6月9日

 次に、地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。

 地方財政の状況等にかんがみ、今回の国庫補助負担率の見直しに伴う地方公共団体の財源確保を図るため、新たにたばこ税を地方交付税の対象税目とし、その百分の二十五を地方交付税の総額に加えるとともに、平成元年度分の地方交付税の総額について特例措置を講ずることとしておりすす。

 また、平成元年度分の普通交付税の算定については、地域振興に要する経費、公共施設の整備に要する経費、教育施策に要する経費、福祉施策に要する経費等の財源を措置するほか、財源対策借償還基金費の創設その他各種の制度改正等に伴って必要となる行政経費の財源を措置するため、単位費用を改定することなどとしております。

 以上が、平成元年度の地方財政計画の概要及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨であります。

 ありがとうございました。(拍手)

     ――――◇―――――

 国務大臣の発言(平成元年度地方財政計画について)及び地方交付税法等の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明に対する質疑

第114回国会衆議院会議録第20号4頁(平成元年6月9日)〔坂野重信自治大臣発言・発言番号25〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

衆議院 地方行政委員会平成元年6月16日

政府は、地方財政の現状にかんがみ、左の諸点について善処すべきである。

一地方交付税制度が地方公共団体の財政需要に的確に応え、その機能の向上が図られるよう、国庫補助負担率の特例の廃止と国庫負担制度の安定充実に努めるとともに、地方交付税総額の長期的な安定確保を図ること。

二税制改革による地方財政への影響に対しては、地方自治の本旨を尊重しつつ地方公共団体の財政運営に支障を生じないよう適切な措置を講ずるとともに、地方公共団体の行財政運営が自主的に行われるよう十分に配意すること。

三税制改革に基づく税負担により地方公営企業の健全化と経営基盤の確立が損なわれないよう、特段の配慮を払うとともに、経費負担区分の原則に基づき一般会計からの的確な繰入れに努めること。

四国民健康保険事業の長期的安定と地方財政の健全な運営を図るため、国の責任の明確化及び国庫補助負担制度の充実を図ること。

五地方交付税総額の不足補てん等のため発行された各種の臨時財政特例債、財源対策債などの償還に関しては、財源措置を的確に行い、地方公共団体の財政硬直化を招かぬよう措置すること。

六地方債は地方公共団体の課税権を実質的な担保とした資金であること等にかんがみ、引受者側に与える影響等の発行環境を整え、その発行条件について、政府保証債と格差を生ずることのないよう努めること。

参議院 地方行政委員会平成元年6月21日

政府は、現下の地方財政が多額の借入金残高を抱えるなど引き続き厳しい状況にあることにかんがみ、その充実強化を図るため特に左記事項について善処すべきである。

一地方交付税制度が地方公共団体の財政需要に的確に応え、その機能の向上が図られるよう地方交付税総額の長期的な安定確保に努めるとともに、地方財源不足等のため発行された臨時財政特例債、財源対策債などの償還に関しては、地方財政の硬直化を招かぬよう的確に財源措置すること。また、国庫補助負担率の特例を廃止する等国庫補助負担制度の安定に努めること。

二税制改革による地方財政への影響については、財政運営に支障を生じないよう適切な措置を講ずるとともに、地方公共団体の行財政運営が地方自治の本旨にのっとり、自主的に行われるよう十分に配慮すること。

三税制改革に基づく税負担により、地方公営企業の経営基盤が損われないよう特段の配慮を払うこと。また、経営の健全化を図るため、一般会計からの的確な繰入れに努めること。

四国民健康保険事業の長期的安定・充実並びに地方財政の健全な運営のため、国の責任の明確化及び国庫補助負担制度の充実に努め、保険制度の抜本的改革を行うこと。

五地方債の安定的消化を図るため、発行条件について、政府保証債と格差を生ずることのないよう引受者側に与える影響等を考慮した発行環境の整備に努めること。

参議院 本会議平成元年6月22日

以上、御報告いたします。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=111401030)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。