法人特別税法案
参議院 大蔵委員会
平成4年法律第15号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院大蔵委員会
- H4.2.25趣旨説明大蔵委員会 34
- H4.2.25趣旨説明・質疑本会議 517
- H4.2.26質疑大蔵委員会 4230
- H4.2.27質疑大蔵委員会 5173
- H4.3.4参考人招致・質疑大蔵委員会 6168
- H4.3.13採決・討論・附帯決議大蔵委員会 720
- H4.3.18委員長報告・採決・附帯決議本会議 128
参議院大蔵委員会
- H4.3.11趣旨説明・質疑本会議 526
- H4.3.26趣旨説明・質疑大蔵委員会 3214
- H4.3.27質疑・採決・討論・附帯決議大蔵委員会 4320
- H4.3.27附帯決議・委員長報告・採決本会議 788
提案理由
羽田孜 大蔵大臣 平成4年2月25日次に、法人特別税法案について御説明を申し上げます。
政府は、我が国の財政の現状にかんがみ、臨時の措置として法人特別税を創設することとし、本法律案を提出した次第であります。
具体的には、法人の各課税事業年度の基準法人税額から四百万円を控除した残額を課税標準とし、税率は二・五%とすることといたしております。また、課税事業年度は、平成四年四月一日から平成六年三月三十一日までの期間内に終了する事業年度とすることといたしております。
第123回国会衆議院大蔵委員会議録第3号1頁(平成4年2月25日)〔羽田孜大蔵大臣発言・発言番号2〕 会議録 国会会議録検索システム
附帯決議
政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。
一公平・公正な税制を確立し、税制に対する国民の理解と信頼を確保するため、引き続き、不公平税制是正の取組みについて格段の努力を行うとともに、資産に対する適正な課税について検討を進めること。
一政策目的を終えた、又は、政策効果の少ない各種準備金・特別償却等の租税特別措置については、今後とも徹底した整理合理化を進めるとともに、引当金のあり方等について引き続き検討すること。併せて、赤字法人、公益法人課税について、社会的役割及び応益の観点等を踏まえ、その課税のあり方を引き続き検討すること。
一相続税については、健全な個人資産の形成と国民生活の安定に配意しつつ、今後とも相続税の基本的役割である富の再分配機能に留意し、適正・公平な課税を実現するよう努めること。
一土地問題の解決へ向けて努力を続ける観点から、土地基本法の理念の下、地価税をはじめとする土地税制改革の円滑な実施を図るとともに、地価税の創設に伴う増収分の使途については、地価税創設時の論議、その他の諸事情を踏まえ、引き続きその具体的内容を検討すること。
一変動する納税環境、業務の一層の複雑化・国際化及び税務執行面における負担の公平確保の見地から、複雑・困難であり、かつ、高度の専門知識を要する職務に従事する国税職員について、職員の年齢構成の特殊性等従来の経緯等に配慮し、今後とも処遇の改善、職場環境の充実及び定員の一層の確保等につき特段の努力を行うこと。
政府は、次の事項について十分配慮すべきである。
一国民の理解と信頼に基づく税制を確立するため、今後とも、公平・公正の見地から税制全般にわたり不断の見直しを行い、特に不公平税制の是正、資産課税の一層の適正化に格段の努力を行うこと。
一各種準備金・特別償却等の企業関係の租税特別措置については、政策目的及び政策効果の観点から、従来にまして徹底した整理合理化を進めるとともに、各種引当金のあり方等について引き続き検討すること。併せて、赤字法人、公益法人課税について、社会的責任及び応益負担の側面等を踏まえ、その課税のあり方を引き続き検討すること。
一相続税については、健全な個人資産の形成と国民生活の安定に配意しつつ、今後とも相続税の基本的役割である富の再配分機能を重視し、適正・公平な課税を実現するよう努めること。
一土地基本法の基本理念を踏まえ、土地に対する適正かつ公平な税負担を確保しつつ土地政策に資する観点から、地価税をはじめとする土地税制改革の円滑な実施を図るとともに、地価税の創設に伴う税収分の使途について、地価税創設時の論議、その他の諸事情を踏まえ、引き続きその具体的検討を進めること。
一複雑、困難であり、高度の専門知識を要する職務に従事する国税職員について、変動する納税環境、職務の一層の複雑化・国際化及び税務執行面における負担の公平確保の見地から、職員の年齢構成の特殊性等従来の経緯等に配慮し、今後とも処遇の改善、職場環境の充実及び定員の一層の確保等につき特段の努力を行うこと。
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=112301004)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。