租税特別措置法の一部を改正する法律案
参議院 大蔵委員会
平成6年法律第22号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院大蔵委員会
- H6.3.24趣旨説明・質疑大蔵委員会 2248
- H6.3.24趣旨説明・質疑本会議 1122
- H6.3.25質疑・修正案趣旨説明・採決・修正案大蔵委員会 397
- H6.3.25委員長報告・採決本会議 1267
参議院大蔵委員会
- H6.3.28趣旨説明・質疑大蔵委員会 2182
- H6.3.28趣旨説明・質疑本会議 920
- H6.3.29質疑・修正案趣旨説明・討論・採決・附帯決議・修正案大蔵委員会 3134
- H6.3.29委員長報告・採決・附帯決議本会議 1061
提案理由
藤井裕久 大蔵大臣 平成6年3月24日次に、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。
政府は、最近における社会経済情勢等にかんがみ、土地住宅税制について適切な対応を図るとともに、租税特別措置の整理合理化等を行うほか、課税の適正公平の確保その他所要の税制上の措置を講ずることとし、本法律案を提出した次第であります。
以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。
第一に、土地税制について、土地の有効利用の促進等を図る観点から、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の軽減税率の特例、事業用資産の買いかえの場合の課税の特例等の拡充等を行うとともに、住宅税制について、住宅取得資金の贈与を受けた場合に贈与税額を五分五乗方式により計算する特例の拡充等を行うこととしております。
第二に、近年における地価の水準を踏まえ相続人の居住や事業の継続に配慮するため小規模宅地等についての相続税の課税価格の減額の特例の拡充等を行うほか、土地の登記に係る登録免許税の課税標準を減額する特例の新設等の措置を講ずることとしております。
第三に、課税の適正公平の確保を推進する等の観点から、交際費課税の見直し及び使途秘匿金に対する追加課税制度の新設を行うこととしております。
また、企業関係の租税特別措置等について特別償却制度等の整理合理化を行う一方、高齢者、障害者が円滑に利用できる特定建築物について割り増し償却を認める等社会経済情勢に即応して所要の措置を講ずることとしております。
その他、清酒に係る酒税の税率の軽減措置、国際金融取引におけるいわゆるオフショア勘定において経理された預金等の利子の非課税措置等適用期限の到来する特別措置につきまして、実情に応じその適用期限を延長する等の措置を講ずることといたしております。
第129回国会衆議院大蔵委員会議録第2号14頁(平成6年3月24日)〔藤井裕久大蔵大臣発言・発言番号89〕 会議録 国会会議録検索システム
立法資料のある条文
この法律案の審議で取り上げられた条(政府答弁の件数順)附帯決議
附帯決議(案)政府は、次の事項について十分配慮すべきである。
一酒類の販売業免許については、今後とも、消費者の利便及び流通実態の推移を勘案しつつ、財政物資及びアルコール飲料としての商品特性を踏まえた適切な運用を図るよう努めること。
一今回の酒税の改定が小売価格の不当な値上げにつながらないよう十分に指導すること。
一清酒及びしょうちゅうが我が国固有の伝統ある酒であることにかんがみ、その製造業者に対し、引き続き、振興対策を講じるとともに、酒類は財政物資であることから、酒類用原料米の安定供給の確保に努めること。
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=112901006)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。