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国会審議›第28回国会›閣法第59号
閣法第28回国会 第59号成立

企業合理化促進法の一部を改正する法律案

昭和33年法律第33号 企業合理化促進法の一部を改正する法律
提出昭和33年2月15日 内閣
付託衆議院 商工委員会
参議院 商工委員会
成立
昭和33年法律第33号
審議会議 10回・発言 585(政府答弁等 253)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院商工委員会

  1. S33.2.18趣旨説明商工委員会 762
  2. S33.2.28質疑商工委員会 1160
  3. S33.3.11質疑商工委員会 15106
  4. S33.3.12採決商工委員会 1665
  5. S33.3.14委員長報告・採決本会議 1556

参議院商工委員会・商工・大蔵委員会連合審査会

  1. S33.2.18趣旨説明商工委員会 486
  2. S33.3.18補足説明・質疑商工委員会 10149
  3. S33.3.27質疑商工・大蔵委員会連合審査会 192
  4. S33.3.28質疑・討論・附帯決議・採決商工委員会 14110
  5. S33.3.31委員長報告・採決本会議 1886
  6. S33.4.25附帯決議本会議 1

提案理由

小笠公韶 政府委員(通商産業政務次官) 昭和33年2月18日

企業合理化促進法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。

 最近における著しい技術革新の状況にかんがみ、科学技術の振興をはかることは、刻下の急務であります。この科学技術振興方策の一環として、鉱工業技術等の試験研究を奨励助成するとともに、特に試験研究の成果である新技術の企業化を促進する措置が必要と考えられます。本法案は、かかる要請に基いて、わが国で行われた試験研究の成果であるところの未確立の新技術であって、国民経済上緊要であると認められるものの企業化を促進するため、その企業化に必要な機械設備等について、新たに特別償却を行う道を開かんとするものであります。

 元来、試験研究の成果は、その企業化によって初めて結実するものでありますが、新技術の企業化を行うに際しては、通常多額の資金を要し、また企業化に当り、技術的に相当の不安を伴うものが多いので、資本蓄積の乏しいわが国企業は、企業化への踏み切りに相当の危険を感ずる例が少くないのであります。かかる状況に対処して、従来とも新技術の企業化方策として、新技術の工業化に対する融資あっせん等、諸種の措置がとられて参りましたが、税制面からもこれが振興策を講ずることは、企業の自主性を尊重しながら、しかも、企業化への踏み切りを促進する上において、有効な措置であると考えるのであります。

 法案の内容につきましては、御審議の途上逐次その詳細を御説明申し上げる所存でございますが、以下その概要を申し述べますならば、第一に、わが国で行われた試験研究の成果である新技術を企業化しようとする者は、主務大臣及び大蔵大臣に申請し、その企業化が国民経済上緊要な新技術の企業化であり、かつ、その取得する機械設備等が、当該新技術を企業化する場合の主要な生産工程において欠くことのできないものである旨の承認を受け、第二に、申請者は、この承認にかかる機械設備等を承認後一定期間内に当該企業化の用に供したときは、当該設備が承認の内容に合致している旨の主務大臣の証明を受け、これによって租税特別措置法の定めるところにより、特別償却を行うことができます。

 なお、本法案の規定を受けて租税特別措置法の改正法案においては、本法案の規定による承認を受けた者が、承認にかかる機械設備等について、主務大臣の証明を受けたときは、企業化の用に供した初年度において、その取得価額の二分の一相当額の特別償却を行うことができるように規定されております。以上が、この法律案の提案理由及びその概要であります。何とぞ、慎重御審議の上、御可決あらんことを切に希望する次第であります。

第28回国会衆議院商工委員会議録第7号2頁(昭和33年2月18日)〔小笠公韶政府委員発言・発言番号9〕 会議録 国会会議録検索システム

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=102801059)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。