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国会審議›第114回国会›閣法第67号
閣法第114回国会 第67号成立修正あり

国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案

平成元年法律第93号 国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律
提出平成元年3月29日 内閣
付託衆議院 大蔵委員会
参議院 内閣委員会
成立
平成元年法律第93号
審議会議 7回・発言 615(政府答弁等 260)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院大蔵委員会

  1. H1.11.14趣旨説明大蔵委員会 24
  2. H1.11.21質疑大蔵委員会 3260
  3. H1.11.30修正案趣旨説明・附帯決議・採決(修正)・修正案大蔵委員会 517
  4. H1.11.30委員長報告・採決(修正)・附帯決議本会議 1058

参議院内閣委員会

  1. H1.12.5趣旨説明・質疑内閣委員会 4293
  2. H1.12.14討論・採決・附帯決議内閣委員会 626
  3. H1.12.15附帯決議・採決・委員長報告本会議 1361

提案理由

橋本龍太郎 大蔵大臣 平成元年11月14日

ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。

 国家公務員等共済組合法の年金につきましては、さきの昭和六十一年四月より実施されました年金制度の改正におきまして、公的年金一元化を展望し、年金給付の設計等が厚生年金と基本的に同様のものとされたところであります。

 このたび、政府は、厚生年金につきまして、財政再計算に伴い年金給付の改善等の措置を講ずるとともに、平成元年度の特例として年金額の改定を行うことを内容とする法律案を別途提出しており、国家公務員等共済組合法の年金につきましても、厚生年金と同様、年金給付の改善等所要の措置を講ずる必要があります。

 また、日本鉄道共済組合の年金につきましては、御承知のとおり、このままでは平成二年度以降毎年三千億円に上る赤字の発生が見込まれるという大変厳しい財政事情にあります。政府は、別途、被用者年金制度間の費用負担の調整に関する特別措置法案を提出し、平成二年度より被用者年金制度間の負担調整措置を実施することを提案しているところでありますが、この問題に対応するためには、まず、鉄道共済自身の最大限の自助努力が必要になっております。

 さらに、日本たばこ共済組合の年金につきましても、その厳しい財政事情に対応するため、年金給付の見直しを含めました自助努力が必要になっております。

 このような事情から、本法律案を提出した次第であります。

 以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。

 第一は、国家公務員等共済組合法による年金につきまして、厚生年金と同様、平成元年十月分より年金額の引き上げを行うとともに、支給回数の増加等を行うほか、年金額の改定の仕組みを完全自動物価スライド方式にすることといたしております。また、短期給付につきまして、財源の拡充等所要の措置を講ずることとしております。

 第二は、国家公務員等共済組合法による年金につきまして、平成元年度の特例として、平成元年四月分より、昭和六十三年の消費者物価上昇率を基準として年金額の改定を行うこととしております。

 第三は、鉄道共済組合の年金につきまして、その厳しい財政事情に対応するための自助努力の一環として、平成二年四月より年金給付の見直しを行うとともに、旅客鉄道会社等の特別負担及び清算事業団の特別負担についての規定を設けることとしております。

 第四は、たばこ共済組合の年金につきまして、その厳しい財政事情に対応するため、平成二年四月より、年金給付の見直しを行うとともに、たばこ会社の特別負担についての規定を設けることとしております。

 以上が、この法律案の提案の理由及びその内容であります。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。

第116回国会衆議院大蔵委員会議録第2号1頁(平成元年11月14日)〔橋本龍太郎大蔵大臣発言・発言番号2〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

衆議院 大蔵委員会平成元年11月30日

政府は、次の事項について十分配慮すべきである。

一平成七年の一元化完了に向け、一元化の具体的内容及びスケジュールを今後できるだけ速やかに検討し、明らかにすること。

一公的年金制度間における負担面の相違について公的年金一元化の観点から、今後、一層の調整を図るよう努めること。

一鉄道共済年金及びたばこ共済年金は、他制度からの支援を含む対応に依存せざるを得ない現状にかんがみ、関係者は、これらの状況を十分自覚しつつ、制度の運営に努めること。

参議院 内閣委員会平成元年12月14日

政府は、次の事項について十分配慮すべきである。

一平成七年を目途とする公的年金制度一元化の具体的内容及びスケジュールを今後できるだけ速やかに検討し、明らかにすること。

一公的年金制度間における負担面の相違については、公的年金一元化の観点から、今後、一層の調整を図るよう努めること。

一鉄道共済年金及びたばこ共済年金は、他制度からの支援を含む対応に依存せざるを得ない現状にかんがみ、関係者は、これらの状況を十分自覚しつつ、制度の運営に努めること。

参議院 本会議平成元年12月15日

以上、御報告申し上げます。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=111401067)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。