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国会審議›第120回国会›閣法第14号
閣法第120回国会 第14号成立

農住組合法の一部を改正する法律案

平成3年法律第26号 農住組合法の一部を改正する法律
提出平成3年2月8日 内閣
付託参議院 建設委員会
衆議院 建設委員会
成立
平成3年法律第26号
審議会議 5回・発言 511(政府答弁等 205)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院建設委員会

  1. H3.2.22趣旨説明建設委員会 4168
  2. H3.3.6質疑・採決・附帯決議建設委員会 5176
  3. H3.3.7委員長報告・採決・附帯決議本会議 1740

参議院建設委員会

  1. H3.3.26趣旨説明・質疑・採決・附帯決議建設委員会 4295
  2. H3.3.26附帯決議・委員長報告・採決本会議 1481

提案理由

西田司 国土庁長官 平成3年2月22日

ただいま議題となりました農住組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに要旨を御説明申し上げます。

 農住組合法は、大都市地域の市街化区域内農地の所有者等が協同して、必要に応じ当面の営農の継続を図りつつ当該市街化区域内農地を円滑かつ速やかに住宅地等へ転換をするための事業を行う組織として、農住組合を設立することができるようにし、その事業活動を通じてこれらの者の経済的社会的地位の向上と住宅地及び住宅の供給の拡大を図ることを目的として、昭和五十五年に制定されたものであります。

 なお、この法律は、昭和五十六年から施行されておりますが、農住組合の設立認可の申請を行うことができるのは、法律の施行の日から十年を経過する日までとされております。

 これまで、この法律に基づき農住組合の設立が図られてまいりましたが、大都市地域におきましては、住宅宅地需給が逼迫している中で、依然として市街化区域内に多くの農地が残存しており、これらについては、計画的な宅地化を一層促進することが必要となっております。

 また、大都市地域の周辺部や地方の主要な都市におきましても、人口の増加等に伴い、住宅需要の増大が見られており、市街化区域内農地を良好な住宅地等に早急に転換することにより、住宅地及び住宅の供給の促進を図ることが必要となっております。

 この法律案は、このような状況にかんがみ、農住組合の事業活動を通じて市街化区域内農地の住宅地等への円滑かつ速やかな転換を引き続き促進するため、農住組合の設立認可の申請期限の延長、対象地域の拡大等を行おうとするものであります。

 以上が、この法律案を提出する理由であります。

 次に、この法律案の要旨を申し上げます。

 第一に、農住組合の設立認可の申請を行うことができる期限を十カ年延長し、平成十三年五月十九日までとすることとしております。

 第二に、農住組合を設立することができる地域について、首都圏、近畿圏及び中部圏の都市開発区域、道府県庁所在の市並びに人口二十五万以上の市を加える等の改正を行うこととしております。

 このほか、市街化区域内農地の定義、農地利用規約に係る要件等について所要の改正を行うこととしております。

 以上が、この法律案の提案理由及びその要旨であります。

 何とぞ慎重御審議の上、速やかに御可決いただきますようにお願いをいたします。

第120回国会衆議院建設委員会議録第4号22頁(平成3年2月22日)〔西田司国土庁長官発言・発言番号164〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

衆議院 建設委員会平成3年3月6日

案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質疑の過程において委員各位におかれましては十分御承知のところでありますので、この際、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることといたします。農住組合法の一部を改正する法律案、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。

一土地基本法の精神に沿った総合的な地価対策を強力に推進するとともに、市街化区域内農地の宅地化のための施策の推進に際しては、勤労者のための世帯向けの良質な賃貸住宅が低廉な家賃で供給できるよう努めること。

二土地区画整理事業等を積極的に活用し、市街化区域内農地の計画的な宅地化の推進に努めること。

三国及び地方公共団体は、農住組合制度の普及、啓発に努めるとともに、組合が行う事業に対して積極的に助言・指導等をすること。

参議院 建設委員会平成3年3月26日

政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に遺憾なきを期すべきである。

一勤労者が適正な負担で住宅を確保できるよう、今後とも総合的な地価対策を強力に推進すること。

二市街化区域内農地の宅地化に当たっては、勤労者世帯向けの良質な賃貸住宅が低廉な家賃で供給できるよう努めること。

三国及び地方公共団体は、農住組合制度が積極的に活用されるよう普及、啓発に努めるとともに、組合が行う事業に対し、良質な勤労者世帯向けの住宅が供給されるよう積極的な支援を行うこと。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=112001014)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。