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閣法第126回国会 第27号成立

身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律案

平成5年法律第54号 身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律
提出平成5年2月15日 内閣
付託参議院 逓信委員会
衆議院 逓信委員会
成立平成5年5月18日
平成5年法律第54号
審議会議 6回・発言 327(政府答弁等 129)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院逓信委員会

  1. H5.2.22趣旨説明逓信委員会 4161
  2. H5.5.12質疑・附帯決議・採決逓信委員会 7160
  3. H5.5.13採決・委員長報告・附帯決議本会議 2647

参議院逓信委員会

  1. H5.5.13趣旨説明逓信委員会 7114
  2. H5.5.18質疑・採決・附帯決議逓信委員会 8112
  3. H5.5.18委員長報告・採決・附帯決議本会議 1738

提案理由

小泉純一郎 郵政大臣 平成5年2月22日

身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。

 この法律案は、社会経済の情報化の進展に伴い身体障害者の電気通信の利用の機会を確保することの必要性が増大していることにかんがみ、電気通信役務並びに放送及び有線放送の役務の利用に関する身体障害者の利便の増進を図るため、当該利便の増進に著しく寄与する通信・放送身体障害者利用円滑化事業を推進しようとするものであります。

 次に、この法律案の概要を御説明申し上げます。

 第一に、通信・放送役務、通信・放送身体障害者利用円滑化事業等の定義をいたしております。

 第二に、郵政大臣は、通信・放送役務の利用に関する身体障害者の利便の増進に関する基本的な方向及び通信・放送身体障害者利用円滑化事業の内容等に関して基本方針を定めることといたしております。

 第三に、通信・放送機構の業務として、通信・放送身体障害者利用円滑化事業の実施に必要な資金に充てるための助成金の交付、郵政大臣及び大蔵大臣が指定する金融機関が行う通信・放送身体障害者利用円滑化事業の実施に必要な資金の貸し付けについての利子補給金の支給、通信・放送身体障害者利用円滑化事業に関する情報の提供等の業務を追加することといたしております。

 その他所要の規定の整備を図ることといたしております。

 なお、この法律の施行期日は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日としております。

 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。

 何とぞ慎重御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。

第126回国会衆議院逓信委員会議録第4号18頁(平成5年2月22日)〔小泉純一郎郵政大臣発言・発言番号159〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

衆議院 逓信委員会平成5年5月12日

まず、案文を朗読いたします。身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律案に対する附帯決議(案)政府は、本法施行に当たり、情報通信の利用機会の均等化を促進し、身体障害者、高齢者等の利便の増進を図るため、次の各項の実施に努めるべきである。

一解説番組、字幕番組等の普及の促進を図るとともに、放送事業者等が解説番組、字幕番組等を制作するに当たっては身体障害者、高齢者等の意向を十分考慮することとなるよう配慮すること。

一身体障害者、高齢者等が文字多重放送等を円滑に利用できるよう受け手側の立場に立った各種の支援措置についても検討すること。

一身体障害者、高齢者等があまねく公平なサービスを受けられるよう情報通信事業者における各種サービスの開発・普及の促進に努めること。また、電気通信技術開発をさらに促進し、その成果を早期に享受できることとなるよう努めること。

一本法の運用に当たっては、必要な資金の確保等各種の支援措置の一層の拡充に努めるとともに、衛星放送受信対策に支障のないよう十分配慮すること。以上のとおりであります。この附帯決議は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党の五派共同提案にかかわるものでありまして、案文は当委員会における質疑の動向等を参酌して作成されたものでありますから、各項目についての説明は省かせていただきます。

参議院 逓信委員会平成5年5月18日

政府は、本法施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。

一人にやさしい情報通信社会を実現するために、放送事業者、電気通信事業者の理解と協力を得つつ、身体障害者、高齢者等が主体的に各自の役割を果していくための環境整備を行っていくこと。

一本法事業の推進に当たっては、身体障害者、高齢者等の意向が十分反映されることとなるよう配意すること。

一字幕番組等の制作環境を充実させるため、制作能力の向上等につき必要な方策を検討すること。

一身体障害者、高齢者等の日常生活の利便向上に資する福祉型情報通信システムの開発の促進に努めること。また、利用の拡大を通じて機器・システムの低廉化を図り、利用者の費用負担の軽減を目指すこと。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=112601027)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。