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衆法第128回国会 第2号成立

水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案

平成5年法律第87号 水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律
提出平成5年9月30日 園田博之、外7名
付託衆議院 環境委員会
参議院 環境特別委員会
成立
平成5年法律第87号
審議会議 6回・発言 101(政府答弁等 29)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院環境委員会

  1. H5.10.19趣旨説明環境委員会 1277
  2. H5.10.22質疑・討論・採決環境委員会 237
  3. H5.10.26委員長報告・採決本会議 618

参議院環境特別委員会

  1. H5.10.27趣旨説明環境特別委員会 3317
  2. H5.10.29質疑・採決・討論環境特別委員会 428
  3. H5.11.5委員長報告・採決本会議 527

提案理由

園田博之 議員(発議者) 平成5年10月19日

ただいま議題となりました水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。

 水俣病対策は環境行政の重要課題の一つであり、水俣病患者の迅速かつ公正な救済のためには、まず、その認定業務を促進することが求められております。

 この認定業務は、基本的には、公害健康被害の補償等に関する法律、いわゆる補償法に基づき、関係県知事等により行われておりますが、その促進を図るため、これまで熊本県において検診・審査体制の充実強化が図られる等の措置が講じられ、さらに昭和五十三年十月に本臨時措置法が制定され、翌昭和五十四年二月十四日から施行されました。その後、昭和五十九年、昭和六十二年及び平成二年に認定申請期限を延長する等の改正が行われ、現在に至っております。

 現行の臨時措置法においては、旧公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法、いわゆる旧救済法により県知事等に対し水俣病に係る認定の申請をしていた者及び補償法により昭和五十七年八月三十一日以前に同じく申請をしていた者で当該申請に関する処分を受けていないものは、平成五年九月三十日までの間、環境庁長官に対して認定の申請をすることができることとなっておりました。

 臨時措置法施行を含む国及び県の認定業務促進に係る努力の結果、一時は六千人以上を数えた未処分者数は平成五年九月末現在で約二千二百人にまで減少してきております。しかしながら、なお相当数の未処分者が存在する状況にあることから、長期にわたる申請滞留者を速やかに解消することにより水俣病対策の推進に資するため、この法律案を提出した次第であります。

 以下、法律案の内容を御説明申し上げます。

 第一は、認定の申請期限の延長であります。

 旧救済法または補償法による水俣病に係る申請者でいまだ申請に関する処分を受けていないものは、平成八年九月三十日まで環境庁長官に対して認定の申請をすることができることといたしております。

 第二は、環境庁長官に対して認定の申請をすることができる者の範囲の拡大であります。

 補償法による水俣病に係る申請をした者で環境庁長官に対して認定の申請をすることができるものの範囲を、昭和六十二年八月三十一日以前に補償法による申請をしていた者でいまだ申請に関する処分を受けていないものまで拡大することといたしております。

 なお、この法律は、公布の日より施行することといたしております。

 以上がこの法律案の提案理由及び内容の概要であります。何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願い申し上げます。

第128回国会衆議院環境委員会議録第1号36頁(平成5年10月19日)〔園田博之議員発言・発言番号275〕 会議録 国会会議録検索システム

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=112802002)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。