郵便法の一部を改正する法律案
衆議院 逓信委員会
平成7年法律第95号
審議経過
右の数字は会議の発言数参議院逓信委員会
- H7.3.7趣旨説明逓信委員会 314
- H7.3.10質疑・採決・附帯決議逓信委員会 4138
- H7.3.10採決・委員長報告・附帯決議本会議 1030
衆議院逓信委員会
- H7.4.26趣旨説明逓信委員会 9225
- H7.5.10質疑・採決・附帯決議逓信委員会 1068
- H7.5.12委員長報告・採決・附帯決議本会議 2514
提案理由
大出俊 郵政大臣 平成7年3月7日郵便法の一部を改正する法律案につきましてその提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
この法律案は、郵便事業の現状等にかんがみ、利用者に対するサービスの向上等を図るため、第一種郵便物及び第二種郵便物の料金の特例制度における料金の減額率の法定上限を廃止するとともに、郵便に関する料金を前払い式カードにより納付することができることとし、及び料金後納に係る担保を免除する者を追加する措置を講じようとするものであります。
次に、この法律案の概要について申し上げます。
第一に、第一種郵便物及び第二種郵便物の料金の特例制度における料金の減額率の法定上限を廃止し、審議会に諮問した上、省令の定めるところにより減額することができることとしております。
第二に、郵政大臣が発行している一定の金額が電磁的方式によって記録されるカードを使用して、当該カードに記録されている金額の範囲内において、郵便に関する料金を納付することができることとしております。
第三に、料金後納に係る担保を免除する者といたしまして、後納する郵便に関する料金を省令で定める期間以上継続しで納付している者を加えることとしております。
なお、この法律の施行期日は、公布の日から起算しで二月を経過した日からといたしております。
以上がこの法律案の提案理由及び内容の概要であります。
今後とも安定した郵便の送達を確保することはもとより、利用者のニーズに即応したサービスの改善を図り、国民各位の期待にこたえるよう努力していく所存でございます。
何とぞ慎重御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。
第132回国会参議院逓信委員会会議録第3号2頁(平成7年3月7日)〔大出俊郵政大臣発言・発言番号12〕 会議録 国会会議録検索システム
附帯決議
附帯決議(案)政府は、本法施行に当たり、次の各項の実現に努めるべきである。
一郵便事業が国民生活に欠かせない基盤的な通信手段であることにかんがみ、今後と もマルチメディア時代の到来を見据えつつ、時代の変化や国民のニーズに的確に応え るサービスを提供するとともに、手紙文化や文書通信の普及・振興に一層努めること 。
一積極的な営業活動により収入を確保するとともに、機械化等による一層の効率化を 推進し、健全な郵便事業財政の維持に努めること。
一阪神・淡路大震災をはじめとする災害時において、郵政事業が果たしてきた役割や 職員のたゆまぬ努力は高い評価を受けており、今後とも公共性の高い国営事業として 、国民の期待に応え、引き続き信頼される安定したサービスを提供するとともに、地 域社会の振興にも寄与する施策を推進すること。
まず、案文を朗読いたします。郵便法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)政府は、この法律の施行に当たり、次の各項の実現に積極的に努めるべきである。
一郵便は、長年にわたって国民に親しまれ、広く利用されてきた基本的通信手段であることを踏まえ、今後とも時代の変化や利用者の要望に的確に応えるサービスの開発・改善に努めること。
一郵便事業の運営に当たっては、積極的な営業活動による増収を図るとともに、配達分野における機械化等効率化を一層推進するなどコストダウンに努め、健全で安定した事業財政基盤の確立を図ること。以上のとおりであります。この附帯決議案は、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけの四派共同提案に係るものでありまして、案文は当委員会の質疑等を勘案して作成したものでありますから、各項目についての説明は省かせていただきます。
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=113201073)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。