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国会審議›第147回国会›閣法第96号
閣法第147回国会 第96号成立

電子署名及び認証業務に関する法律案

平成12年法律第102号 電子署名及び認証業務に関する法律
提出平成12年4月14日 内閣
付託衆議院 逓信委員会
参議院 交通・情報通信委員会
成立平成12年5月24日
平成12年法律第102号
審議会議 6回・発言 437(政府答弁等 88)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院逓信委員会

  1. H12.4.20趣旨説明逓信委員会 9107
  2. H12.4.26質疑・採決逓信委員会 10265
  3. H12.4.27委員長報告・採決本会議 3033

参議院交通・情報通信委員会

  1. H12.5.18趣旨説明交通・情報通信委員会 18119
  2. H12.5.23参考人招致・質疑・採決交通・情報通信委員会 19220
  3. H12.5.24採決・委員長報告本会議 2767

提案理由

八代英太 郵政大臣 平成12年4月20日

電子署名及び認証業務に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。

 近年、インターネット等の急速な普及に見られるように、国民生活一般にまでネットワーク化が進展していることに伴い、電子商取引を初め、電子政府の構築、教育分野におけるインターネットの活用、在宅勤務、在宅医療等、国民の多様なライフスタイルの実現に向け、情報通信は二十一世紀における我が国の重要な社会経済基盤として大きく期待されております。

 このように情報通信に対する期待が高まる中、インターネットでは相手方と対面せずに情報がやりとりされるため、情報の受信者が、発信者が本当に本人であるかどうか、情報が途中で改変されていないかどうかを確認できる仕組みが必要とされており、現在、その有効な手段として電子署名及び認証業務が利用され始めております。

 しかしながら、電子署名及び認証業務につきましては、その法的な位置づけについて明文の規定がなく、電子商取引等の普及の妨げになっているのではないかとの指摘がある一方、国際的には既に各国で法整備が進められており、我が国においても早急に法整備を行うことが必要とされております。

 そこで、電子署名及び認証業務の円滑な利用を確保し、ネットワークを利用した社会経済活動の一層の推進を図り、国民生活の向上と国民経済の健全な発展に寄与する観点から、今般、この法律案を提案した次第でございます。

 次に、この法律案の概要について申し上げます。

 第一に、電磁的記録に記録された情報について本人による一定の電子署名がされているときは、その電磁的記録は真正に成立したものと推定する旨の規定を設けております。

 第二に、認証業務のうち一定の基準を満たす特定認証業務について、これを行おうとする者は、主務大臣の認定を受けることができることとし、その認定に関する要件、認定を受けた者の義務及び表示に関する規定を整備しております。

 また、外国において特定認証業務を行う者についても主務大臣の認定を受けることができることとするほか、主務大臣は、特定認証業務の認定に当たり、その指定する指定調査機関に認定に関する調査の全部または一部を行わせることとしております。

 第三に、認定の制度の円滑な実施を図るため、主務大臣は、電子署名及び認証業務に係る技術の評価に関する調査及び研究を行うとともに、特定認証業務を行う者等に対し、必要な情報の提供、助言その他の援助を行うよう努めることとするほか、電子署名及び認証業務に関する国民の理解を深めるため、国は、教育活動、広報活動に努めることとしております。

 以上のほか、利用者が認定認証事業者等に不実の証明をさせる行為についての罰則を規定するほか、必要な規定を整備することといたしております。

 なお、この法律は、一部を除き、平成十三年四月一日から施行することといたしております。

 以上が、この法律案の提案理由及び内容の概要でございます。

 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。

 ありがとうございました。

第147回国会衆議院逓信委員会議録第9号16頁(平成12年4月20日)〔八代英太郵政大臣発言・発言番号105〕 会議録 国会会議録検索システム

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=114701096)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。