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国会審議›第156回国会›閣法第22号
閣法第156回国会 第22号成立修正あり

関税定率法等の一部を改正する法律案

平成15年法律第11号 関税定率法等の一部を改正する法律
提出平成15年2月7日 内閣
付託衆議院 財務金融委員会
参議院 財政金融委員会
成立
平成15年法律第11号
審議会議 5回・発言 364(政府答弁等 137)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院財務金融委員会

  1. H15.3.18趣旨説明・修正案趣旨説明・質疑・討論・採決・附帯決議・修正案財務金融委員会 9265
  2. H15.3.20委員長報告・採決・附帯決議本会議 1678

参議院財政金融委員会

  1. H15.3.26趣旨説明財政金融委員会 5306
  2. H15.3.27質疑・附帯決議・採決・討論財政金融委員会 676
  3. H15.3.28採決・委員長報告・附帯決議本会議 1587

提案理由

塩川正十郎 財務大臣 平成15年3月18日

 まず、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。

 政府は、最近における内外の経済情勢の変化に対応する等の見地から、特恵関税制度等について所要の措置を講ずることとし、本法律案を提出した次第であります。

 以下、本法律案の内容につきまして御説明申し上げます。

 第一は、特恵関税制度の改正であります。

 後発開発途上国への一層の支援を図るための特恵対象品目の追加等を行うこととしております。

 第二は、暫定税率の適用期限の延長等であります。

 平成十五年三月三十一日に適用期限が到来する暫定税率の適用期限の延長等を行うこととしております。

 第三は、知的財産権侵害物品に係る水際措置の強化であります。

 植物の品種登録により発生する育成者権を侵害する物品の輸入禁制品への追加、輸入差しとめ申し立て制度の拡充等を行うこととしております。

 第四は、通関の一層の効率化のための対応であります。

 納税申告前の貨物の引き取りを可能とする簡易申告制度に係る担保提供額の見直し等を行うこととしております。

第156回国会衆議院財務金融委員会議録第9号20頁(平成15年3月18日)〔塩川正十郎財務大臣発言・発言番号137〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

衆議院 財務金融委員会平成15年3月18日

政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。

一関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、国民経済的観点に立って国民生活の安定に寄与するよう努めること。なお、関税の執行に当たっては、適正・公平な課税の確保により一層努めること。

一関税暫定措置法の牛肉に係る関税の緊急措置の延長に関しては、その発動に当たり、平成十三年九月のBSE発生以降牛肉消費が不安定的に推移していることにかんがみ、その影響に配意すること。

一高度情報化社会の急速な進展により、経済取引の国際化及び電子商取引等の拡大が進む状況下で、税関における事務の一層の情報化・機械化を図るとともに、従来にも増した執行体制の整備に特段の努力を行うこと。

一最近における国際化の著しい進展、相互依存等による貿易量、出入国者数の伸長等に伴う業務量の増大、銃砲、覚せい剤をはじめとする不正薬物、知的財産権侵害物品、ワシントン条約該当物品等の水際における取締りの国際的・社会的重要性にかんがみ、高度の専門知識を要する税関業務の特殊性を考慮し、職務に従事する税関職員の定員確保はもとより、その処遇改善並びに機構・職場環境の充実等に特段の努力を行うこと。特に、港湾の二十四時間フルオープン化及び構造改革特区の進展に対応した、通関部門等の新たな勤務体制の移行に当たっては、その趣旨を十分に考慮した体制の実現に努めること。

参議院 財政金融委員会平成15年3月27日

政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。

一関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国民経済的な視点から国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和ある対外経済関係の強化及び国民生活の安定・向上に寄与するよう努めること。なお、関税の執行に当たっては、より一層適正・公平な課税の確保に努めること。

一関税暫定措置法の牛肉に係る関税の緊急措置の延長に関しては、平成十三年九月のBSE発生以降牛肉消費が不安定に推移していることにかんがみ、その発動の影響に配慮すること。

一急速な高度情報化の進展により、経済取引の国際化及び電子商取引等の拡大が進む状況にかんがみ、税関の執行体制の整備及び事務の一層の情報化・機械化の促進に特段の努力を払うこと。

一最近における国際化の進展等に伴い税関業務が増大し、複雑化する中で、その適正かつ迅速な処理の重要性に加え、麻薬・覚せい剤を始め、銃砲、知的財産権侵害物品、ワシントン条約該当物品等の水際における取締りの強化に対する国際的・社会的要請が高まっていることにかんがみ、税関業務の特殊性を考慮し、税関職員の定員確保はもとより、その処遇改善及び機構、職場環境の充実等に特段の努力を払うこと。特に、港湾の二十四時間フルオープン化及び構造改革特区の進展に対応した、通関部門等の新たな勤務体制の移行に当たっては、その趣旨を十分に考慮した体制の実現に努めること。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=115601022)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。