道路法等の一部を改正する法律案
参議院 国土交通委員会
平成26年法律第53号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院国土交通委員会
- H26.4.4趣旨説明・質疑本会議 1437
- H26.4.16趣旨説明国土交通委員会 12123
- H26.4.18質疑国土交通委員会 13113
- H26.4.23質疑・討論・採決・附帯決議国土交通委員会 14264
- H26.4.25委員長報告・採決本会議 2149
参議院国土交通委員会
- H26.5.16趣旨説明・質疑本会議 2239
- H26.5.20趣旨説明・参考人招致・参考人質疑国土交通委員会 1468
- H26.5.22質疑国土交通委員会 15166
- H26.5.27質疑・討論・採決・附帯決議国土交通委員会 16103
- H26.5.28委員長報告・採決本会議 2564
提案理由
太田昭宏 国土交通大臣 平成26年4月4日道路法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。
高速道路の建設開始から半世紀が経過し、今後、その老朽化対策として、計画的な更新を推進する必要があります。また、都市再生や地域活性化の観点から高速道路の活用を図るため、所要の措置を講ずる必要があります。
このような趣旨から、このたび、この法律案を提案することとした次第であります。
次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。
第一に、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構が高速道路株式会社と締結する協定や、機構が作成する業務実施計画に、更新事業に関する事項を定めなければならないこととしております。また、高速道路の更新財源を確保するため、建設債務の償還満了後の一定期間において、継続して料金を徴収することができることとしております。
第二に、道路の上部空間を活用し、都市再生事業と高速道路の維持更新事業との連携を図るため、立体道路制度を既存の高速道路にも適用できることとしております。
第三に、高架の道路の下部空間の活用を図るため、占用の許可基準の緩和や、占用者を公平に選定するための入札制度を創設することとしております。
第四に、地域活性化の観点から高速道路の活用を図るため、スマートインターチェンジの整備に対する新たな財政支援を行うこととしております。
そのほか、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。
以上が、この法律案の趣旨でございます。(拍手)
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道路法等の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明に対する質疑
第186回国会衆議院会議録第14号3頁(平成26年4月4日)〔太田昭宏国土交通大臣発言・発言番号25〕 会議録 国会会議録検索システム
附帯決議
政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用について遺漏なきを期すべきである。
一高速道路の安全性を確保するため、道路の適時適切な点検・修繕等に努め、その維持・管理に万全を期すること。
二高速道路の点検・修繕・維持・管理について、高速道路会社は組織として責任をもって対応すること。
三協定及び業務実施計画に特定更新等工事を追加する場合には、コスト削減に努めるとともに、必要性、工事内容等の妥当性に関して客観的評価を実施することにより透明性を確保すること。
四高速道路ネットワークは全ての国民の共通の社会資本であり、既に整備済みの高速道路ネットワークについてより一層の有効活用を図ることが求められることから通行料金を引き下げ、可能な部分より早く無料化し、利便性向上を実現する方策について、技術、運用、資金、制度面等、多様な角度から引き続き検討すること。
五無料化により交通混雑を引き起こすことなく、かつ利用度が画期的に改善される路線については、早期の無料化について、技術、運用、資金、制度面等、多様な角度から引き続き検討すること。
六高速道路の更新は最も緊急度、優先順位の高い公共事業であることから、最重点課題として位置付け、公費投入の検討も含め、その加速を図ること。
七高速道路の利用の実態把握に努め、その債務償還状況に応じて、償還の繰上げに努めること。
八高速道路会社の経営スリム化を図り、建設債務の償還期間の短縮に努めること。
九高速道路債務償還の満了後においても維持管理費用については利用者負担によることや、高速道路の混雑緩和のためのロードプライシング導入等の可能性について検討すること。
十償還対象経費から用地費を除外することによる償還期間の短縮と通行料金の低減を検討すること。
十一ICTの高度化により交通流動を最適化し、高速道路網の活用効率をより高めるフレックス料金制度の導入について検討すること。
十二道路上空の立体利用に当たっては周辺土地利用との調和に留意し、都市計画との整合を図ること。
政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用に万全を期すべきである。
一高速道路の安全性を確保するため、その維持管理に万全を期すること。また、高速道路の更新は緊急度、優先順位の高い公共事業であることから、最重点課題として位置付け、公費投入の検討も含め、その加速を図ること。
二協定及び業務実施計画に特定更新等工事を追加する場合には、コスト削減に努めるとともに、大規模修繕については、その内容を精査し、安易な将来世代への負担の先送りをしないようにすること。また、特定更新等工事について、その必要性、工事内容等の妥当性に関して客観的評価を実施することにより透明性を確保すること。
三高速道路ネットワークは国民共通の社会資本であることから、その一層の有効活用を図るため、通行料金の引下げ、交通混雑を引き起こすことなく、かつ利用度が画期的に改善される路線等における早期の無料化など、利便性の向上を実現する方策について、技術、運用、資金、制度面等、多様な角度から引き続き検討すること。
四高速道路の利用実態の把握に努め、その債務償還状況に応じて、償還の繰上げに努めること。
五大規模更新等の財源確保及び債務償還に当たっては、高速道路会社の経営に著しい影響を与えない範囲内で、高速道路各社の利益剰余金の活用等を図るなど利用者の負担軽減に努めること。
六高速道路会社の経営スリム化を図り、建設債務の償還期間の短縮に努めること。
七高速道路債務の償還満了後においても維持管理費用については利用者負担を求めることや、高速道路の混雑緩和のためのロードプライシング導入等の可能性について検討すること。
八償還対象経費から用地費を除外することによる償還期間の短縮と通行料金の低減を検討すること。
九ICTの高度化により交通流動を最適化し、高速道路網の活用効率をより高めるフレックス料金制度の導入について検討すること。
十道路上空の立体利用に当たっては、周辺土地利用との調和に留意し、都市計画との整合を図ること。
十一道路の高架下の活用に当たっては、公共的・公益的利用を優先するとともに、地域における土地利用状況との調和を図り、地域住民の意向に配慮すること。
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=118601027)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。