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国会審議›第189回国会›閣法第55号
閣法第189回国会 第55号成立

民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案

平成27年法律第71号 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律
提出平成27年3月24日 内閣
付託衆議院 内閣委員会
参議院 内閣委員会
成立
平成27年法律第71号
審議会議 6回・発言 382(政府答弁等 150)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院内閣委員会

  1. H27.8.7趣旨説明内閣委員会 19145
  2. H27.9.2質疑・討論・採決・附帯決議内閣委員会 21198
  3. H27.9.3委員長報告・採決本会議 4451

参議院内閣委員会

  1. H27.9.8趣旨説明内閣委員会 248
  2. H27.9.10質疑・討論・採決・附帯決議内閣委員会 25143
  3. H27.9.11委員長報告・採決本会議 4023

提案理由

甘利明 内閣府特命担当大臣(経済財政政策) 平成27年8月7日

民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。

 国、地方ともに財政状況が極めて厳しい中で、地域における事業機会の創出や効率的なインフラ運営、さらには、民間投資の喚起による経済成長を実現していくためには、インフラ運営に民間の資金や創意工夫を取り入れていくことが重要であり、インフラの運営権を設定して、インフラ運営を民間に委ねる公共施設等運営事業を積極的に推進することが求められております。

 他方で、これまで国や地方公共団体が運営をしてきたインフラについては、民間にその運営ノウハウが十分にない場合がありますことから、公務員の有する専門的な知識及び技能を公共施設等運営権者に継承し、公共施設等運営事業の円滑かつ効率的な実施を図る必要があります。

 この法律案は、このような状況に鑑み、専門的な知識及び技能を有する公務員が、公共施設等運営権者の職員として、その業務に従事した後に、再び公務員となった場合における退職手当の取り扱いの特例を設ける等の措置を講ずるものであります。

 次に、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 第一に、公共施設等運営権者は、国または地方公共団体から職員の派遣を受け入れる場合には、公共施設等の管理者等との間で、当該派遣職員が従事する業務の内容や期間等を含めて、公共施設等運営権実施契約を締結しなければならないこととしております。

 第二に、当該派遣職員が、公共施設等運営権者の職員として、公共施設等の運営等に関する専門的な知識及び技能を必要とする業務に従事した後、再び公務員となった場合における退職手当の取り扱い等について、他の職員との均衡を失することのないよう、関係法律の特例を設けることとしております。

 以上が、この法律案の提案理由及び内容の概要であります。

 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願いいたします。

第189回国会衆議院内閣委員会議録第19号22頁(平成27年8月7日)〔甘利明内閣府特命担当大臣(経済財政政策)発言・発言番号143〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

衆議院 内閣委員会平成27年9月2日

政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。

一「PPP/PFIの抜本改革に向けたアクションプラン」を踏まえ、公共施設等運営権方式を含むPFI事業やPPP事業に係る事業規模目標の達成に向け、地方公共団体及び公共施設等運営権者からの要望を受けて関係省庁等との調整を行う総合窓口について一元化を図ること並びに会計・税務等の専門家の派遣等、PPP/PFI推進のため必要な措置を講ずること。

二PPP/PFIの推進に当たっては、指定管理者制度や包括的民間委託等、多様な官民連携手法の特徴を整理した上で、適切な手法が活用されるよう努めること。また、手法の選択に当たっては、手続の透明性が確保されるよう十分に留意すること。

三公共施設等の統廃合に当たっては、PPP/PFIが積極的に活用されるよう努めること。

四民間事業者への公務員の派遣等に当たっては、民間事業者からの要請を十分踏まえて実施するものとし、公務員の新たな天下りの手段との疑念を抱かれることのないよう、その運用に万全を期すこと。

参議院 内閣委員会平成27年9月10日

政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。

一指定管理者制度や包括的民間委託など多様な手法を活用し、官民連携事業の推進に努めること。また、手法の選択及び民間事業者の選定においては手続の透明性が確保されるよう十分に留意すること。

二民間事業者への公務員の派遣等に当たっては、民間事業者からの要請を十分踏まえて実施するものとし、公務員の新たな天下りの手段との疑念を抱かれることのないよう、その運用に万全を期すこと。

三公共施設等の整備等に当たっては、公費負担の抑制の観点からも、事業規模に応じ、また地域の実情を踏まえ、事前に官民連携事業での実施可否を検討する仕組みの構築について検討すること。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=118901055)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。