組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案
参議院 法務委員会
平成29年法律第67号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院法務委員会
- H29.4.6趣旨説明・質疑本会議 1738
- H29.4.14趣旨説明法務委員会 10180
- H29.4.19質疑法務委員会 11498
- H29.4.21質疑・発言法務委員会 12407
- H29.4.25参考人招致・参考人質疑法務委員会 1399
- H29.4.28質疑法務委員会 14434
- H29.5.2質疑法務委員会 1512
- H29.5.12質疑・修正案趣旨説明・修正案法務委員会 16462
- H29.5.16参考人招致・参考人質疑法務委員会 17108
- H29.5.19質疑・採決(修正)・附帯決議法務委員会 18255
- H29.5.23委員長報告・討論・採決(修正)本会議 2736
参議院法務委員会
- H29.5.29趣旨説明・質疑本会議 2738
- H29.5.30趣旨説明・衆議院修正部分趣旨説明・質疑法務委員会 15344
- H29.6.1参考人招致・参考人質疑・質疑法務委員会 16325
- H29.6.8質疑法務委員会 17388
- H29.6.13参考人招致・参考人質疑・質疑法務委員会 18240
- H29.6.15中間報告・質疑・討論・採決本会議 3387
提案理由
金田勝年 法務大臣 平成29年4月6日組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。
三年後に東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控える中、世界各地で重大なテロ事犯が続発し、我が国もテロの標的として名指しされ、邦人にも多数の被害者を出すテロ事件が発生しております。
また、こうしたテロを敢行する犯罪組織は、テロを通じ、組織の威力を誇示して賛同者等を集めるとともに、薬物犯罪や人身に関する搾取犯罪を初めとするさまざまな組織犯罪によって資金を獲得し、組織の維持拡大を図っている状況にあります。
さらに、国内においても、暴力団等が関与する対立抗争事犯や市民を標的とする殺傷事犯、高齢者等に対する特殊詐欺事犯等の組織犯罪も後を絶たず、国民の平穏な生活を脅かす状況にあります。
こうした中、テロを含む組織犯罪を未然に防止し、これと闘うための国際協力を可能とする国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約は、平成十五年五月に国会においてその締結につき承認され、既に百八十七の国・地域が締結済みでありますが、我が国はこの条約を締結するための国内法が未整備のため、いまだこれを締結はしておりません。
そこで、この法律案は、近年における犯罪の国際化及び組織化の状況に鑑み、並びにこの条約の締結に伴い、必要となる罰則の新設等所要の法整備を行おうとするものであります。
この法律案の要点を申し上げます。
第一は、死刑または無期もしくは長期四年以上の懲役もしくは禁錮の刑が定められている一定の罪に当たる行為で、テロリズム集団その他の組織的犯罪集団の団体の活動として、当該行為を実行するための組織により行われるもの、またはテロリズム集団その他の組織的犯罪集団の不正権益の獲得等の目的で行われるものの遂行を二人以上で計画する行為であって、その計画に基づき当該犯罪を実行するための準備行為が行われたものを処罰する規定を新設するものであります。
第二は、死刑または無期もしくは長期四年以上の懲役もしくは禁錮の刑が定められている罪等に係る刑事事件に関し、虚偽の証言、証拠の隠滅、偽変造等をすることの報酬として利益を供与する行為を処罰する規定を新設するものであります。
このほか、いわゆる前提犯罪の拡大など犯罪収益規制に関する規定、一定の犯罪に係る国外犯処罰規定等、所要の規定の整備を行うこととしております。
以上が、この法律案の趣旨であります。(拍手)
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組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明に対する質疑
第193回国会衆議院会議録第17号1頁(平成29年4月6日)〔金田勝年法務大臣発言・発言番号7〕 会議録 国会会議録検索システム
附帯決議
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=119301064)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。