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最高裁第二小法廷決定棄却集刑138号287頁

最二小決 昭和36年5月31日

昭和36年(あ)第297号 強盗致死

裁判所
最高裁判所第二小法廷
裁判年月日
昭和36年5月31日 (1961-05-31)
事件番号
昭和36年(あ)第297号
事件名
強盗致死
裁判の種類・結果
決定 棄却
判例集等
集刑138号287頁
原審
大阪高等裁判所  昭和35年11月29日
分野
刑事
意見
裁判官全員一致個別意見なし

判示事項

強盗共犯者の一人が殺人をした場合における他の強盗共犯者の罪責。

裁判要旨

強盗の共犯の一人が、強盗に着手した後家人に騒がれて逃走するに際し、逮捕を免れるため家人をその入口附近において日本刀を突き刺し死に至らしめた場合には、これを予期しなかつた他の共犯者も強盗致死罪の罪責を免れない。

参照法条

主文

本件上告を棄却する。

理由

被告人本人の上告趣意は事実誤認の主張であり、弁護人沖源三郎の上告趣意は事実誤認、単なる法令違反の主張であつて(強盗の共犯の一人が、強盗に着手した後家人に騒がれて逃走するに際し、逮捕を免れるため家人をその入口附近において日本刀で突き刺し死に至らしめた場合には、これを予期しなかつた他の共犯者も強盗致死罪の罪責を免れない、昭和二三年(れ)第七二〇号同年一一月四日第一小法廷判決、刑集二巻一二号一四五二頁、昭和二四年(れ)第二六八一号同二六年三月二七日第三小法廷判決、刑集五巻四号六八六頁各参照)、いずれも刑訴四〇五条の上告理由に当らない。また記録を調べても同四一一条を適用すべきものとは認められない。

よつて同四一四条、三八六条一項三号により裁判官全員一致の意見で主文のとおり決定する。

昭和三六年五月三一日

最高裁判所第二小法廷

裁判長裁判官 池田克

裁判官 河村大助

裁判官 奥野健一

裁判官 山田作之助

出典:裁判所ウェブサイト「裁判例検索」(https://www.courts.go.jp/hanrei/61316/detail2/index.html)。本文は同サイト掲載の判決書PDFからTaiLexi AIがテキスト化・整形したもの(正確な文言は原本PDFを参照)。判示事項・裁判要旨・参照法条は裁判所の公表どおり。
出典:国立国会図書館「次世代デジタルライブラリー」(https://lab.ndl.go.jp/dl/)のOCRテキストデータ(原資料:国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1349107)。TaiLexi AIが編集・加工(OCRの誤りを含む場合があります)。原データ(OCRテキスト)はパブリック・ドメイン・マーク(PDM)付きで、自由に二次利用できます。個人の氏名・住所等はTaiLexi AIがアルファベット等に置き換えています。