国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案
衆議院 運輸委員会公聴会
参議院 運輸委員会
参議院 運輸委員会公聴会
昭和48年法律第87号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院運輸委員会・運輸委員会公聴会・運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会・運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会・運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会
- S48.3.8趣旨説明・質疑本会議 1448
- S48.4.13趣旨説明・補足説明運輸委員会 16103
- S48.4.17質疑運輸委員会 1794
- S48.4.20質疑運輸委員会 19539
- S48.4.24質疑運輸委員会 20158
- S48.4.27公聴会運輸委員会公聴会 1112
- S48.5.8派遣委員報告・質疑・派遣委員意見聴取運輸委員会 22526
- S48.5.10参考人招致運輸委員会 2490
- S48.5.11質疑運輸委員会 25290
- S48.6.1質疑運輸委員会 27458
- S48.6.5質疑運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 1286
- S48.6.6質疑運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 1399
- S48.6.7質疑運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 1371
- S48.6.8質疑運輸委員会 28145
- S48.6.12質疑・修正案・修正案趣旨説明・討論・採決(修正)運輸委員会 29433
- S48.6.14委員長報告・修正案・討論・採決(修正)本会議 4337
- S48.9.18参議院回付案・参議院回付案同意本会議 5931
参議院運輸委員会・運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会・運輸委員会公聴会・運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会
- S48.6.18趣旨説明・質疑本会議 2131
- S48.7.3趣旨説明・補足説明・質疑運輸委員会 18179
- S48.7.5質疑運輸委員会 19223
- S48.7.10質疑運輸委員会 20235
- S48.7.12質疑運輸委員会 21268
- S48.7.14質疑運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 1305
- S48.7.16公聴会運輸委員会公聴会 178
- S48.7.17質疑・採決運輸委員会 23210
- S48.8.23質疑運輸委員会 24195
- S48.8.28質疑運輸委員会 25205
- S48.8.30質疑運輸委員会 26176
- S48.9.4質疑運輸委員会 27220
- S48.9.6質疑運輸委員会 28171
- S48.9.11質疑運輸委員会 29360
- S48.9.12質疑運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 1264
- S48.9.13質疑運輸委員会 30282
- S48.9.14質疑・採決(修正)運輸委員会 31106
- S48.9.17委員長報告・修正案・修正案趣旨説明・討論・採決(修正)本会議 3441
提案理由
新谷寅三郎 運輸大臣 昭和48年3月8日国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。
国鉄は、過去百年間国内輸送の大動脈として国民生活の向上と国民経済の発展に寄与してまいりましたが、今日その役割りは、都市間旅客輸送、大都市通勤通学輸送、中長距離大量貨物輸送等の各分野においてますます重要性を増しており、過密過疎の解消、国土の総合的開発のための中核的交通機関として、将来にわたってその使命の遂行が強く期待されるところであります。
一方、国鉄財政は、経済社会の変動と輸送構造の変化に伴い、昭和三十九年度に赤字に転じまして以来急速に悪化の傾向をたどり、国鉄が今後国民生活、国民経済において果たすべき使命を全うすることができなくなるおそれが生じてまいりました。
このため、政府といたしましては、第六十一回国会において成立した日本国有鉄道財政再建促進特別措置法に基づき、昭和四十四年度以降十年間を再建期間として、各種の財政再建対策を鋭意推進してまいった次第であります。
しかしながら、その後の推移を見ますと、自動車輸送の発達等による輸送量の伸び悩み、人件費の大幅な上昇等のため、国鉄財政はさらに悪化し、昭和四十七年度には約三千六百億円の欠損を生じ、累積欠損は約一兆二千億円に及ぶ見通しとなり、きわめて憂慮すべき事態に立ち至りました。
このような実情にかんがみ、政府といたしましては、現行の財政再建対策が十分にその目的を達成できなかった原因について反省し、あらためて昭和四十八年度以降十年間を再建期間とする抜本的な財政再建対策を策定し、これを推進する必要があると考えております。
このため、今回の財政再建対策におきましては、将来にわたり国鉄がわが国の基幹的公共輸送機関としてその果たすべき役割りに応じ得る近代的経営体制を確立しつつ、財政の健全性を回復し得るよう、今後十年間にわたり、政府出資、工事費補助の増額、過去債務についての財政再建債及び同利子補給金の対象範囲の拡大等財政措置の大幅な拡充を行なうことといたしましたが、なお、その実現のためには、国鉄自身が労使相協力して収入の増加と業務運営の合理化に最大限の努力をいたしますとともに、あわせて利用者各位の御理解と御協力のもとに、必要最小限度の運賃改定を行なうことも真にやむを得ないものと考え、このたびこの法律案を提案することとした次第であります。
次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。
まず、国有鉄道運賃法の改正の内容について申し上げます。
第一に、鉄道の普通旅客運賃につきましては、その賃率を、おおむね二二%引き上げるとともに、遠距離逓減制を是正することとし、現行賃率では営業キロ一キロメートルごとに五百キロメートルまでの部分については四円二十銭、五百キロメートルをこえる部分については二円五銭となっておりますのを、六百キロメートルまでの部分については五円十銭、六百キロメートルをこえる部分については二円五十銭に改定することといたしております。
第二に、航路の普通旅客運賃につきましては、鉄道の普通旅客運賃とほぼ同程度の改定を行なうことといたしております。
第三に、貨物運賃につきましては、制度の合理化をはかるため、車扱い貨物運賃の等級数を現行の四等級から三等級に圧縮するとともに、その賃率をおおむね二五%引き上げることといたしました。
また、小量物品輸送の合理化をはかるため、小口扱い貨物を小荷物に統合するとともに、近年飛躍的な増加を続けておりますコンテナ貨物の運賃につきまして、従来は小口扱い貨物運賃の一種とされておりましたものを、新たに国有鉄道運賃法上の貨物運賃とすることといたしております。
なお、これらの改定により、実収一五%増の運輸収入が得られることとなっております。
次に、日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の改正の内容について申し上げます。
第一に、昭和四十八年度予算案編成を契機として、今後十年間にわたり助成策の大幅な拡充を行なうこととし、新たに、昭和四十八年度以降の十カ年間を再建期間とする国鉄財政再建に関する基本方針及びこれに基づく再建計画を策定することといたしております。
第二に、国鉄が今後新幹線鉄道の建設、在来線の複線電化の促進等輸送力の増強及び輸送方式の近代化のための工事を推進し、その体質の改善をはかるため、政府は、再建期間中の毎年度、国鉄に対し、工事資金の一部に相当する金額を出資するものとしたほか、工事費に係る利子負担の一そうの軽減をはかることとし、工事費補助金の対象工事年度を昭和五十七年度まで延長するとともに、交付期間を十年間に延伸し、その交付年度を昭和六十七年度までとすることにいたしております。
第三に、過去債務の利子負担を軽減するため、財政再建債及び同利子補給金の対象を、現在の昭和四十三年度末政府管掌債務から昭和四十七年度末政府管掌債務及びすべての鉄道債券に係る債務に拡大することといたしております。
以上がこの法律案の趣旨でございます。(拍手)
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国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明に対する質疑
第71回国会衆議院会議録第14号2頁(昭和48年3月8日)〔新谷寅三郎運輸大臣発言・発言番号14〕 会議録 国会会議録検索システム
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=107101017)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。