国民年金法及び特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案
衆議院 社会労働委員会
参議院 社会労働委員会
昭和60年法律第68号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院社会労働委員会
- S60.4.4趣旨説明社会労働委員会 134
- S60.4.18質疑社会労働委員会 16257
- S60.4.25質疑・修正案趣旨説明・採決・修正案社会労働委員会 19179
- S60.5.9委員長報告・採決本会議 2641
- S60.6.11参議院回付案同意・参議院回付案本会議 3516
参議院社会労働委員会
- S60.5.28趣旨説明社会労働委員会 21303
- S60.6.4質疑・修正案趣旨説明・討論・採決(修正)・修正案社会労働委員会 24306
- S60.6.7委員長報告・採決(修正)本会議 2058
提案理由
増岡博之 厚生大臣 昭和60年4月4日ただいま議題となりました国民年金法及び特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
老人、障害者等の所得保障の中心である年金制度及び諸手当の制度につきましては、従来からその充実に努めてきたところでありますが、国家財政の再建が課題とされている最近の厳しい財政状況のもとにあっても、社会経済情勢の動向に対応した適切な配慮がなされる必要があります。
今回の改正案は、このような趣旨にかんがみ、厚生年金等の拠出制年金について特例スライドを実施するとともに、福祉年金及び諸手当についてもこれに準じた給付の改善を行うこととするものであります。
以下、改正案の内容について、概略を御説明申し上げます。
第一に、厚生年金、船員保険及び拠出制国民年金の特例スライドについて申し上げます。
現行の制度におきましては、消費者物価上昇率が五%を超えない場合には物価スライドは実施されないこととなっております。昭和六十年度におきましては、累積の物価上昇率が五%を超えないものと見込まれておりますが、公務員給与の改定及びこれに連動した共済年金の額の改定等を考慮して、特例スライドを実施することとしております。改定率は、共済年金と同じく三・四%であり、また、実施時期は、厚生年金及び船員保険については本年四月から、拠出制国民年金については本年五月からとしております。
第二に、福祉年金につきましては、本年六月から老齢福祉年金を月額二万五千六百円から二万六千五百円に改める等拠出年金に準じた額の引き上げを行うこととしております。
第三に、特別児童扶養手当及び福祉手当につきましても、本年六月からその額の引き上げを行うこととしております。
以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
第102回国会衆議院社会労働委員会議録第13号1頁(昭和60年4月4日)〔増岡博之厚生大臣発言・発言番号2〕 会議録 国会会議録検索システム
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=110201027)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。