国の補助金等の臨時特例等に関する法律案
参議院 補助金等に関する特別委員会
昭和61年法律第46号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院大蔵委員会・大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会・大蔵委員会文教委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会・大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会・大蔵委員会文教委員会運輸委員会建設委員会連合審査会・大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会連合審査会
- S61.3.20趣旨説明・質疑本会議 1247
- S61.4.1趣旨説明大蔵委員会 119
- S61.4.7質疑大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 1298
- S61.4.8質疑大蔵委員会文教委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 1179
- S61.4.8参考人招致大蔵委員会 1277
- S61.4.9質疑大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 1326
- S61.4.10質疑大蔵委員会文教委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 1252
- S61.4.11質疑大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会連合審査会 1274
- S61.4.15質疑大蔵委員会 13272
- S61.4.16質疑・修正案趣旨説明・討論・採決(修正)・附帯決議・修正案大蔵委員会 14401
- S61.4.17委員長報告・討論・採決(修正)・附帯決議本会議 2156
参議院補助金等に関する特別委員会
- S61.4.18趣旨説明補助金等に関する特別委員会 24
- S61.4.18趣旨説明・質疑本会議 1162
- S61.4.21質疑補助金等に関する特別委員会 3379
- S61.4.22質疑補助金等に関する特別委員会 4296
- S61.4.23参考人招致補助金等に関する特別委員会 5132
- S61.4.24質疑補助金等に関する特別委員会 6317
- S61.4.25質疑補助金等に関する特別委員会 7267
- S61.4.26質疑・討論・採決・附帯決議補助金等に関する特別委員会 8472
- S61.5.7附帯決議・委員長報告・討論・採決本会議 1430
提案理由
竹下登 大蔵大臣 昭和61年3月20日ただいま議題となりました国の補助金等の臨時特例等に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。
御承知のとおり、我が国財政を取り巻く環境には一段と厳しいものがあり、我が国経済の着実な発展と国民生活の安定、向上を図るためには、引き続き財政改革を強力に推進し、財政の対応力の回復を図ることが緊要であります。
このため、政府は、昭和六十一年度予算におきまして、歳出面において、既存の制度、施策の改革を行うなど徹底した節減合理化を行い、全体としてその規模を厳に抑制することとしたところであります。
このような中で、最近における財政状況、社会経済情勢の推移及び累次の臨時行政調査会の答申等の趣旨を踏まえ、補助金等につきましては、引き続きその整理合理化を推進するとともに、事務事業の見直しを積極的に進めながら補助率の総合的見直し等を行うこととし、また、厚生年金の国庫負担金の繰り入れ等につきましても所要の特例措置を講ずることとしたところであります。
なお、補助率のあり方等につきましては、補助金問題関係閣僚会議及び補助金問題検討会において鋭意検討を重ねてきたところであり、今般の措置は、補助金問題検討会の報告を最大限尊重することとし、その趣旨を踏まえて行うこととしているものであります。
本法律案は、以上申し述べました国の補助金等の臨時特例等の措置について所要の立法措置を講ずるものであります。
すなわち、本法律案は、国の補助金等に関し、社会保障、公共事業等の各政策分野の特性に配意しつつ、昭和六十一年度から昭和六十三年度までの各年度において補助率等の引き下げを行うこととしているもの及び地方公共団体の一般財源による措置への移行を行うこととしているものについて所要の措置を講ずるとともに、昭和六十一年度から昭和六十三年度までの各年度における厚生年金保険事業に係る国庫負担金の繰り入れ等について所要の特例措置を講ずるものであります。なお、補助率等の引き下げの対象となる地方公共団体に対しましては、その事務事業の執行及び財政運営に支障を生ずることのないよう財政金融上の措置を講ずることとしております。
以上、国の補助金等の臨時特例等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げた次第であります。(拍手)
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国の補助金等の臨時特例等に関する法律案
(内閣提出)の趣旨説明に対する質疑
第104回国会衆議院会議録第12号2頁(昭和61年3月20日)〔竹下登大蔵大臣発言・発言番号20〕 会議録 国会会議録検索システム
附帯決議
政府は、次の事項について十分配慮すべきである。
一今回の措置は、国庫補助金等に係る三年間の暫定措置であることに鑑み、六十二年度以降においても地方の行財政運営に支障を生じないよう万全の措置を講ずることとし、その具体的措置を予算編成時ごとに明示すること。この間においては、義務教育費国庫負担法による二分の一国庫負担率の引下げなど、国・地方間の財政関係を基本的に変更するような補助率の引下げは行わないこと。
二年金国庫負担金の繰延べに係る元利の返済に当たっては、その返済を計画的かつ、速やかに行うよう措置すること。
三生活保護については、社会保障における根幹的制度であることを踏まえ、公平公正な執行を図るものとすること。また、高齢化社会の到来に備え、在宅福祉についても、その充実に努めること。
四国庫負担金及び補助金の整理に当たっては、国・地方公共団体との行政責任を明確にし、一般財源化する場合は、適切にして、十分な財源の措置を講ずること。また、奨励補助金の整理については、適宜見直しを行い措置すること。なお、地方公共団体に対する国庫補助金等については、予算書上の区分の明確化に努めること。
五地域振興と地域格差の是正を図るため、公共事業の長期計画の着実な進捗に努めるものとすること。
六今後の税財政制度の検討に当たっては、六十六年度以降における既往の借入金償還財源の確保はもとより、地方財政の自主性を尊重し、財源の国と地方との均衡を図り、安定的地方財政の確立を図ること。
七法律の改廃に当たっては、立法の趣旨と制定の経過を踏まえ、国会審議のあり方について、十分配慮すること。
八補助金行政に伴う種々の問題点については、引き続きその解消に努めること。
政府は次の事項について十分配慮すべきである。
一制度、施策の根幹にかかわり、かつ予算執行に関連する法律案については、参議院の審議が制約を受けることのないよう特段に留意すること。予算と表裏一体の関係にある法律案について、本院の審査が予算成立後の後追いとなる場合、国民や地方公共団体に迷惑をかける事態を回避するよう努めること。
二今回の措置は、国庫補助金等に係る三年間の暫定措置であることに鑑み、六十二年度以降も地方の行財政運営に支障を生じないよう、万全の措置を論ずるとともに、具体的な措置内容を予算編成崎ごとに明示すること。暫定措置期間中は、国と地方の財政関係を根本的に変更するような補助率の変更は行わないこと。
三厚生年金等に対する国庫負担の繰延べに係る元利の返済に当たっては、計画的かつ速やかに行うこと。
四特例措置に伴い発行する調整債の元利の償還について、発行の経緯に鑑み、交付税の基準財政需要額に適切に算入すること。
五今後の税財政制度の改革に当たっては、地方財政の自主性を尊重し、財源の国と地方の均衡を図り、安定的地方財政の確立に努めること。
六国と地方の事務事業の在り方について、引き続き検討を進めること。
七補助金の執行に当たっては、不法、不当など国民の血税の使い方で指弾を受けることのないよう厳格に行うこと。
八公共事業前倒しに当たっては、地域振興、地域格差の是正等地方の実情を十分配慮すること。
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=110401004)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。