総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案
参議院 国土交通委員会
平成17年法律第89号
審議経過
右の数字は会議の発言数衆議院国土交通委員会
- H17.5.17趣旨説明国土交通委員会 17115
- H17.5.17趣旨説明・質疑本会議 2542
- H17.5.18質疑国土交通委員会 1895
- H17.5.20参考人招致・参考人質疑国土交通委員会 1959
- H17.6.8質疑国土交通委員会 20257
- H17.6.10質疑・討論・採決国土交通委員会 2195
- H17.6.14委員長報告・討論・採決本会議 3046
提案理由
北側一雄 国土交通大臣 平成17年5月17日ただいま議題となりました総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。
我が国が人口減少時代を迎えつつある今日、国民の不安感や不透明感が拡大する中で、国土及び国民生活の将来の姿を示すことが極めて重要であります。現在及び将来の国民に安心かつ豊かな生活を確保するためには、その特性に応じて自立的に発展する地域社会、国際競争力を備えた活力ある経済社会、地球環境の保全にも寄与する豊かな環境等の基盤となる国土を実現することが求められます。
しかし、我が国の国土政策の根幹を定める国土総合開発計画の根拠法である国土総合開発法にあっては、それが制定された昭和二十五年当時の社会経済情勢を背景に、開発を基調とした量的拡大を志向したものとなっております。このため、地方分権や国内外の連携に的確に対応しつつ、国土の質的向上を図り、国民生活の安全、安心、安定の実現を目指す成熟社会にふさわしい国土のビジョンを提示する上で、計画制度を抜本的に見直すことが急務となっております。
この法律案は、このような必要性を踏まえて提案することとした次第です。
次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。
第一に、国土総合開発法について、法律の題名を国土形成計画法に、計画の名称を国土形成計画に改めることとしております。また、国土形成計画を、国土の利用、整備及び保全に関する施策の指針となる全国計画と、ブロック単位の地方ごとに国及び都府県等が適切な役割分担のもとで連携協力して地域の将来像を定める広域地方計画から成るものとしております。
第二に、海域の利用及び保全、環境の保全及び良好な景観の形成に関することを加えるなど計画事項を改めるとともに、地方公共団体による計画提案制度を創設することとしております。また、全国計画につきましては、国土利用計画法に基づく国土利用計画全国計画と一体のものとして定めるものとしております。
第三に、広域地方計画制度の創設に伴い、各大都市圏の整備に関する計画を整理するとともに、各地方の開発促進法を廃止することとしております。
その他、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。
以上が、この法律案を提案する理由でございます。
この法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議をよろしくお願い申し上げます。
第162回国会衆議院国土交通委員会議録第17号21頁(平成17年5月17日)〔北側一雄国土交通大臣発言・発言番号113〕 会議録 国会会議録検索システム
出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=116201056)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。