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国会審議›第177回国会›閣法第82号
閣法第177回国会 第82号成立

現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律案

平成23年法律第82号 現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律
提出平成23年6月10日 内閣
付託衆議院 財務金融委員会
参議院 財政金融委員会
成立
平成23年法律第82号
審議会議 6回・発言 384(政府答弁等 149)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院財務金融委員会

  1. H23.6.14趣旨説明財務金融委員会 227
  2. H23.6.15質疑・討論・採決財務金融委員会 23148
  3. H23.6.16委員長報告・採決本会議 2924

参議院財政金融委員会

  1. H23.6.16趣旨説明財政金融委員会 16158
  2. H23.6.21質疑・討論・採決・附帯決議財政金融委員会 17187
  3. H23.6.22委員長報告・採決本会議 2520

提案理由

野田佳彦 財務大臣 平成23年6月14日

所得税法等の一部を改正する法律案中修正点の趣旨を御説明申し上げます。

 所得、消費、資産等にわたる税制の抜本改革の実現に向けて、経済活性化と財政健全化を一体として推進するという枠組みのもとで、税制の抜本改革の一環をなす緊要性の高い改革として、個人所得課税、法人課税、資産課税、消費課税、市民公益税制、納税環境整備等について所要の措置を講ずるため、所得税法等の一部を改正する法律案を提出し、二月二十三日に当委員会におきまして提案理由を御説明申し上げ、これまで御審議をいただいていたところであります。

 この法律案のうち、期限の到来する租税特別措置を初めとして、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制を整備するための措置については、六月三十日の租税特別措置の期限の到来等国民生活等への影響を勘案し、この法律案から削除するとともに、別途御審議いただくべく、別の法律案として提出することとしております。この法律案に所要の修正を加えることについては、六月十日に本会議の御承諾をいただきました。

 この法律案から削除せず存置する改正は、個人所得課税、法人課税、資産課税及び消費課税に係る税制の抜本改革の一環として行う改正並びに国税通則法の抜本改正であり、この存置する法律案については、別に提出する法律案と区別するため、題名を経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律案に改めることとしております。

 以上が、今回の修正点の趣旨であります。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。

第177回国会衆議院財務金融委員会議録第22号1頁(平成23年6月14日)〔野田佳彦財務大臣発言・発言番号2〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

参議院 財政金融委員会平成23年6月21日

政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。

一東日本大震災によって、依然厳しい状況にある被災地域の実情を十分踏まえ、被災した納税者向けの相談体制の充実や広報の徹底等を図るとともに、申告・納付等の期限の延長など国税に関する手続のほか、震災に係る税制の特例の円滑な実施等について、引き続き、特段の配慮を払うこと。

一申告件数の増加、滞納状況の推移、経済取引の国際化・広域化・高度情報化による調査・徴収事務等の複雑化に加え、今般の東日本大震災への対応など事務量の増大に鑑み、今後とも国税職員の定員の確保、高度な専門知識を要する職務に従事する国税職員の処遇の改善、機構の充実及び職場環境の整備に特段の努力を払うこと。

一今般の租税罰則の見直しについては、国税に関する国民の利益の保護が適切に図られるよう、その運用に配慮すること。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=117701082)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。