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国会審議›第193回国会›閣法第25号
閣法第193回国会 第25号成立

水防法等の一部を改正する法律案

平成29年法律第31号 水防法等の一部を改正する法律
提出平成29年2月10日 内閣
付託衆議院 国土交通委員会
参議院 国土交通委員会
成立
平成29年法律第31号
審議会議 6回・発言 322(政府答弁等 127)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院国土交通委員会

  1. H29.4.14趣旨説明国土交通委員会 9166
  2. H29.4.19質疑・採決国土交通委員会 10167
  3. H29.4.21委員長報告・採決本会議 2134

参議院国土交通委員会

  1. H29.5.9趣旨説明国土交通委員会 125
  2. H29.5.11質疑・採決国土交通委員会 13121
  3. H29.5.12委員長報告・採決本会議 2234

提案理由

石井啓一 国土交通大臣 平成29年4月14日

ただいま議題となりました水防法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。

 近年、全国各地で洪水等の水災害が頻発、激甚化しております。平成二十七年九月の関東・東北豪雨、平成二十八年八月に北海道、東北地方を襲った台風十号等の一連の台風では、住民の逃げおくれや家屋の浸水により甚大な被害が発生しました。このため、一昨年来、施設では防ぎ切れない大洪水は必ず発生するものとの考えに立ち、ハード、ソフト一体となった対策により社会全体で洪水に備える水防災意識社会再構築ビジョンの取り組みを進めてまいりましたが、この取り組みをさらに加速し、洪水等からの逃げおくれゼロと社会経済被害の最小化を実現するための抜本的な対策を講ずる必要があります。

 このような趣旨から、このたびこの法律案を提案することとした次第です。

 次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。

 第一に、地方公共団体や河川管理者、水防管理者等の多様な関係者の連携体制を構築するため、大規模氾濫減災協議会を設置することとしております。

 第二に、地域の中小河川における住民等の円滑かつ迅速な避難を確保するため、市町村長が可能な限り浸水実績等を把握し、これを水害リスク情報として住民等に周知しなければならないこととしております。

 第三に、高齢者等の要配慮者の確実な避難を図るため、浸水想定区域及び土砂災害警戒区域内の要配慮者利用施設の管理者等に対し、避難確保計画の作成及び避難訓練の実施を義務づけることとしております。

 第四に、地域の河川の安全度を高めるため、実施に高度な技術等を要するダム再開発事業や災害復旧事業等を国土交通大臣または独立行政法人水資源機構が都道府県知事等にかわって行うことができることとする等、洪水等からの社会経済被害を最小化するための措置を講ずることとしております。

 その他、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。

 以上が、この法律案を提案する理由であります。

 この法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議をよろしくお願い申し上げます。

第193回国会衆議院国土交通委員会議録第9号22頁(平成29年4月14日)〔石井啓一国土交通大臣発言・発言番号164〕 会議録 国会会議録検索システム

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=119301025)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。