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閣法第204回国会 第49号成立

海上交通安全法等の一部を改正する法律案

令和3年法律第53号 海上交通安全法等の一部を改正する法律
提出令和3年3月2日 内閣
付託参議院 国土交通委員会
衆議院 国土交通委員会
成立
令和3年法律第53号
審議会議 6回・発言 322(政府答弁等 128)

審議経過

右の数字は会議の発言数

参議院国土交通委員会

  1. R3.4.6趣旨説明国土交通委員会 8111
  2. R3.4.8質疑・採決国土交通委員会 9134
  3. R3.4.9委員長報告・採決本会議 1413

衆議院国土交通委員会

  1. R3.5.19趣旨説明国土交通委員会 17139
  2. R3.5.21質疑・採決国土交通委員会 18153
  3. R3.5.25委員長報告・採決本会議 2927

提案理由

赤羽一嘉 国土交通大臣 令和3年4月6日

ただいま議題となりました海上交通安全法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。

 近年、大型台風等の異常気象等が頻発、激甚化しております。令和元年に台風十五号が東京湾を直撃した際には、走錨した船舶が臨海部の施設や他の船舶に衝突する事故が複数発生いたしました。このため、異常気象等が予想される場合に、船舶交通がふくそうする海域にある船舶を事前に安全な海域に避難させる等の船舶交通の安全を確保するための措置を講ずる必要がございます。

 また、海上保安庁におきましては、船舶の指標となる灯台などの航路標識を設置しておりますが、近年、船舶の衝突事故により航路標識が損傷する事案が多数発生しており、その復旧に時間を要しております。このため、同様の事案が発生した場合に、より迅速な復旧を図るための措置を講ずる必要がございます。

 さらに、海上保安庁においては、航路標識の老朽化が進んでいることから、その維持管理業務が増加しております。このため、民間の力も最大限に活用しながら、海上保安庁が管理する航路標識の維持管理体制を充実させるための措置を講ずる必要がございます。

 このような趣旨から、この度この法律案を提案することとした次第です。

 次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。

 第一に、海上保安庁長官は、異常気象等により船舶交通の危険が生ずるおそれがある等の海域にある船舶について、当該海域からの退去などを勧告し又は命令することができることとするとともに、船舶が安全に航行、停留又は錨泊を行うために必要な情報を提供するなど、異常気象等に際して船舶交通の危険を防止するための措置を講ずることとしております。

 第二に、海上保安庁が管理する航路標識を損傷した原因者に対し、復旧に必要な工事の施行又はその工事の費用の負担を求める制度を創設することとしております。

 第三に、海上保安庁が管理する航路標識について、海上保安庁以外の者による工事等に関する承認制度を創設するとともに、海上保安庁長官に協力して、その工事等を適正かつ確実に行うことができる法人その他の団体を航路標識協力団体として指定することができることとしております。

 その他、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。

 以上がこの法律案を提案する理由であります。

 この法律案が速やかに成立いたしますよう、何とぞ御審議をよろしくお願い申し上げます。

第204回国会参議院国土交通委員会会議録第8号19頁(令和3年4月6日)〔赤羽一嘉国土交通大臣発言・発言番号109〕 会議録 国会会議録検索システム

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=120401049)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。