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閣法第166回国会 第27号成立

駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案

平成19年法律第67号 駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法
提出平成19年2月9日 内閣
付託衆議院 安全保障委員会
参議院 外交防衛委員会
成立
平成19年法律第67号
審議会議 14回・発言 2,301(政府答弁等 974)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院安全保障委員会

  1. H19.3.23趣旨説明安全保障委員会 3127
  2. H19.3.23趣旨説明・質疑本会議 1658
  3. H19.3.27質疑安全保障委員会 4363
  4. H19.3.29質疑安全保障委員会 5344
  5. H19.4.3質疑安全保障委員会 6137
  6. H19.4.10参考人招致・参考人質疑安全保障委員会 771
  7. H19.4.12質疑・採決安全保障委員会 8141
  8. H19.4.13委員長報告・討論・採決本会議 2240

参議院外交防衛委員会

  1. H19.4.25趣旨説明・質疑本会議 2045
  2. H19.5.8趣旨説明外交防衛委員会 9126
  3. H19.5.10質疑外交防衛委員会 10535
  4. H19.5.17派遣委員報告・質疑外交防衛委員会 11395
  5. H19.5.22質疑・討論・採決・附帯決議外交防衛委員会 12293
  6. H19.5.23委員長報告・討論・採決本会議 2853

提案理由

久間章生 防衛大臣 平成19年3月23日

ただいま議題となりました駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。

 駐留軍等の再編を実現することが、我が国の平和及び安全の維持に資するとともに、我が国全体として防衛施設の近隣住民の負担を軽減する上で極めて重要であることにかんがみ、駐留軍等の再編による住民の生活の安定に及ぼす影響の増加に配慮することが必要と認められる防衛施設の周辺地域における住民の生活の利便性の向上及び産業の振興並びに当該周辺地域を含む地域の一体的な発展に寄与するための特別の措置を講じ、あわせて駐留軍等の使用に供する施設及び区域が集中する沖縄県の住民の負担を軽減するとの観点から特に重要な意義を有する駐留軍のアメリカ合衆国への移転を促進するための国際協力銀行の業務の特例及びこれに対する政府による財政上の措置の特例等を定める必要があります。

 以上が、この法律案の提案理由であります。

 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明いたします。

 第一に、住民の生活の安定に及ぼす影響の増加に配慮することが必要な駐留軍等の再編が行われる防衛施設の周辺地域の市町村に対し、住民の生活の利便性の向上及び産業の振興に寄与する事業に係る経費に充てるため、駐留軍等の再編の実施に向けた措置の進捗状況に応じ、再編交付金を交付することができるものとします。

 第二に、駐留軍等の再編による影響が著しい再編関連特定周辺市町村を含む区域について、再編関連振興特別地域として指定され、当該地域の振興を図るため再編関連振興特別地域整備計画が決定された場合には、当該計画に基づく事業について、その要する経費に係る国の負担・補助割合の特例等を設けます。

 第三に、駐留軍等の再編に伴いアメリカ合衆国において実施される事業で駐留軍のアメリカ合衆国への移転を促進するために必要なものに係る資金の貸し付け等を国際協力銀行に行わせるとともに、これに対する政府による財政上の措置を講ずることができるよう、国際協力銀行法の特例を設けます。

 最後に、駐留軍等の再編に当たり、国は、駐留軍等労働者の雇用の継続に資するよう技能教育訓練その他の適切な措置を講じます。

 そのほか、関係法律の規定の整備を行うものであります。

 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要でございます。

 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御賛同あらんことをお願いいたします。

第166回国会衆議院安全保障委員会議録第3号1頁(平成19年3月23日)〔久間章生防衛大臣発言・発言番号5〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

参議院 外交防衛委員会平成19年5月22日

政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。

一在日米軍等の再編を実施するに当たっては、地元住民及び自治体の意見を十分に尊重するとともに、必要な情報開示に努めること。

二「再編実施のための日米ロードマップ」策定から一年以上経過していることにかんがみ、在日米軍等の再編に伴う我が国の経費負担総額の概算をできる限り速やかに取りまとめ、国会に報告すること。

三再編交付金の交付基準の作成に当たっては、受入れ表明など進捗状況の内容について自治体にとり明確な基準となるよう努めること。

四在沖縄米海兵隊のグアム移転経費については、厳しい財政事情を考慮し、国民の理解を得るため、今後日米間であらゆる経費について精査し、経費の抑制に努めること。また、多年にわたり多額の経費を我が国が負担することにかんがみ、今後とも負担に関する米国との合意を国会に報告すること。なお、我が国の負担については、国会の承認を得ること。

五グアム移転経費に関し、国の予算等から支出される国際協力銀行の出資・融資の資金については、出資財産の保全、貸付金返済に対し、国として万全を期すこと。

六我が国の財政事情を考慮して、在日米軍駐留経費負担及びSACO関係経費など、在日米軍の駐留に係る経費負担の在り方について検討を行うこと。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=116601027)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。