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国会審議›第174回国会›閣法第30号
閣法第174回国会 第30号成立

エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案

平成22年法律第38号 エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律
提出平成22年2月12日 内閣
付託衆議院 経済産業委員会
参議院 経済産業委員会
成立平成22年5月21日
平成22年法律第38号
審議会議 8回・発言 437(政府答弁等 181)

審議経過

右の数字は会議の発言数

衆議院経済産業委員会・環境委員会経済産業委員会連合審査会

  1. H22.4.16趣旨説明経済産業委員会 8137
  2. H22.4.21質疑経済産業委員会 991
  3. H22.4.27質疑環境委員会経済産業委員会連合審査会 1150
  4. H22.5.12質疑・討論・採決経済産業委員会 1039
  5. H22.5.18発言経済産業委員会 1168
  6. H22.5.18委員長報告・採決本会議 2955

参議院経済産業委員会

  1. H22.5.20趣旨説明・質疑・採決・附帯決議経済産業委員会 783
  2. H22.5.21採決・委員長報告本会議 2356

提案理由

直嶋正行 経済産業大臣 平成22年4月16日

エネルギー環境適合製品の開発及び製造を行う事業の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。

 我が国経済社会が将来に向けて力強く成長していくためには、我が国の強み、とりわけ、我が国がすぐれた技術を誇るエネルギー・環境分野において新たな市場を開拓し、新産業を育成していくことが重要です。既に、太陽光発電設備や電気自動車、蓄電池等の開発、製造が本格化しつつあり、経済成長と雇用創出に貢献するものとして大きく期待をされております。一方で、こうした産業の育成については、各国がさまざまな公的支援を強化しており、国際的な競争が激化する中、我が国においても事業者に対する資金供給の円滑化など支援措置の拡充が必要となっています。

 また、中小企業を含む多くの企業が高効率ボイラーなどエネルギー・環境性能の高い設備を導入することは、こうした設備に対する需要を拡大するとともに、導入した企業の省エネルギー化やこれを通じた競争力強化に貢献します。このため、資金力に乏しい中小企業などであっても、初期投資費用を抑え、こうした設備を導入できるよう支援策を講じ、その導入を促進していくことが必要となっております。

 こうした状況を克服して、我が国経済社会の低炭素化への革新を図り、昨年十二月末に策定した新成長戦略(基本方針)を早期に具体化していくため、本法律案を提出した次第であります。

 次に、本法律案の要旨を御説明申し上げます。

 第一に、太陽光発電設備のように非化石エネルギーを利用する製品や電気自動車のように環境負荷の低い製品などをエネルギー環境適合製品と位置づけ、これらの開発、製造を行う事業者に対し、株式会社日本政策金融公庫から民間金融機関を通じて低利、長期の資金を供給する制度を創設します。

 第二に、中小企業を含む多くの企業において高効率ボイラーなどのエネルギー環境適合製品の導入を促進すべく、これらの製品をリースにより調達する際の信用力を補完するための保険制度を創設します。

 以上が、本法律案の提案理由及びその要旨です。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。

第174回国会衆議院経済産業委員会議録第8号20頁(平成22年4月16日)〔直嶋正行経済産業大臣発言・発言番号135〕 会議録 国会会議録検索システム

附帯決議

参議院 経済産業委員会平成22年5月20日

政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。

一低炭素関連産業は今後の我が国の経済成長にとって不可欠な分野であることにかんがみ、株式会社日本政策金融公庫による低利・長期の資金供給については、民間の積極的な投資を誘引するための方策を併せて講じるとともに、当該制度の利用状況を勘案しつつ、今後も追加的な予算措置を検討すること。

二主務大臣が定める基本方針においてはエネルギー環境適合製品の開発・製造に係る特定事業を認定するための明確な基準を定めるとともに、特定事業計画の認定に当たっては、当該事業の経済波及効果や雇用創出効果が国内において十分に発揮されるよう配慮すること。

三中小企業におけるエネルギー環境適合製品の積極的なリース利用を促進するため、新たに創設されるリース保険制度の周知徹底に努めるとともに、借り手側にインセンティブとなる施策を積極的に講じることで当該制度の実効性を高めること。

四リース保険制度の運用に当たっては、需要開拓支援法人の経営基盤の安定がエネルギー環境適合製品の普及の前提となることにかんがみ、その財政状況に十分注視するとともに、新たな天下り先機関との批判を受けないよう適正なガバナンスの確立・維持に努めること。

五低炭素社会の実現は、地球環境の保全のみならず我が国経済の発展にも資することを踏まえ、低炭素関連産業における中小企業の育成など、エネルギー環境適合製品の開発・製造を促進するためのさらなる施策を検討すること。

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=117401030)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。