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国会審議›第196回国会›閣法第44号
閣法第196回国会 第44号成立

建築基準法の一部を改正する法律案

平成30年法律第67号 建築基準法の一部を改正する法律
提出平成30年3月6日 内閣
付託参議院 国土交通委員会
衆議院 国土交通委員会
成立
平成30年法律第67号
審議会議 6回・発言 325(政府答弁等 120)

審議経過

右の数字は会議の発言数

参議院国土交通委員会

  1. H30.4.5趣旨説明国土交通委員会 7150
  2. H30.4.10質疑・討論・採決国土交通委員会 8127
  3. H30.4.11委員長報告・採決本会議 1317

衆議院国土交通委員会

  1. H30.6.12趣旨説明国土交通委員会 20216
  2. H30.6.19質疑・討論・採決国土交通委員会 21163
  3. H30.6.20委員長報告・採決本会議 4022

提案理由

石井啓一 国土交通大臣 平成30年4月5日

ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。

 最近の大規模火災を踏まえ、老朽化した木造建築物の建て替え等による市街地の安全性の向上や、建築物の適切な維持管理による建築物の安全性の確保を円滑に進めることなどが課題となっております。

 また、空き家が増加傾向にある中で、住宅をそれ以外の用途に変更して活用することが求められており、建築行政においても、安全性の確保と既存建築ストックの有効活用を両立しつつ、建築規制を合理化していく必要があります。

 さらに、木材を建築材料として活用することで、循環型社会の形成や国土の保全、地域経済の活性化に貢献することが期待されており、木造建築物の整備の推進に資するよう、基準の合理化が求められております。

 このような趣旨から、この度この法律案を提案することとした次第であります。

 次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。

 第一に、老朽木造建築物の建て替え等によって市街地の安全性を向上させるため、防火地域、準防火地域内における延焼防止性能の高い建築物に対して建蔽率を緩和するほか、建築物の安全性を確保するため、維持保全計画を作成すべき建築物の範囲を拡大することとしております。

 第二に、既存建築ストックの用途の変更による有効活用を推進するため、小規模の戸建て住宅等を他の用途に変更する場合において、在館者が迅速に避難できる措置を講じることを前提に、耐火建築物等とすることを不要とすることとしております。

 第三に、木造建築物の整備の推進に資するため、耐火構造等とすべき木造建築物の対象を見直すとともに、規制を受ける場合についても、耐火構造以外の構造を可能とすることとしております。

 その他、老人ホーム等に係る容積率制限の合理化、興行場等の仮設建築物の存続期間の延長、用途制限に係る特例許可手続の簡素化など、所要の規定の整備を行うこととしております。

 以上がこの法律案を提案する理由であります。

 この法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議をよろしくお願い申し上げます。

第196回国会参議院国土交通委員会会議録第7号16頁(平成30年4月5日)〔石井啓一国土交通大臣発言・発言番号148〕 会議録 国会会議録検索システム

立法資料のある条文

この法律案の審議で取り上げられた条(政府答弁の件数順)

出典:国立国会図書館「日本法令索引」(https://hourei.ndl.go.jp/#/detail?billId=119601044)を加工して作成(加工:TaiLexi AI) 発言の出典:「国会会議録検索システム」(国立国会図書館)を加工して作成。引用部分は会議録の原文です(見出しは質問の一文、強調は一致した語)。国会答弁・附帯決議は法的拘束力を持つものではありません。